世界遺産とは・・・
世界遺産は、ユネスコによって選定されます。
世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。
世界遺産は、1972年の第17回UNESCO総会で採択された世界遺産条約(正式には『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』:)の中で定義されています。2012年7月現在、世界遺産は962件(文化遺産745件、自然遺産188件、複合遺産29件)、条約締約国は189カ国です。
(引用:「世界遺産とは」公益社団法人日本ユネスコ協会連盟HP)
世界自然遺産登録基準
また、世界遺産に選定されるには、10の登録基準のうち、1つ以上を満たしている必要があります。登録基準を満たす物件は、その特質に応じて、「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類されます。
世界自然遺産に登録される基準は以下のとおり。
(8) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(7) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには、生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
(引用:「世界遺産の登録基準」公益社団法人日本ユネスコ協会連盟HP)
世界自然遺産に登録されている物件はすべて、上記のいずれかに当てはまります。
その他
世界遺産登録件数
・・・962件
世界自然遺産
・・・188件
離島にまつわる世界自然遺産
・・・32件