ようやく、この約500ページで構成される鬼分厚い書籍を読み終えました・・・!!背景に写りこんでいる本棚は、それごと捨ててしまおうか真剣に悩んでいる漫画達ですね。部屋が広ければ置いておくんですが、今の家にはちょっと存在感がありすぎて困る。
さて、ブルー・オーシャン戦略の時もそうでしたが、あまり理解に難しい内容ではなく、その結論も今となってはシンプルで、それを裏付けるための事例がとても・・・とても膨大に収録されています(泣)私はPCのデスクトップを電通さんの鬼十則にして、仕事の合間に意識して読むようにしていますが、それと同様に、この書籍の目次だけでも目に見えるところに設置するだけでも有効ではないでしょうか?
第一章 最高のなかの最高第二章 時を告げるのではなく、時計をつくる
第三章 利益を超えて第四章 基本理念を維持し、進歩を促す
第五章 社運を賭けた大胆な目標第六章 カルトのような文化
第七章 大量のものを試して、うまくいったものを残す第八章 生え抜きの経営陣
第九章 決して満足しない第十章 はじまりの終わり
読み手の目標やステージによって刺さるポイントは違うのでしょうが、個人的に強く共感できた部分は第二章と第九章ですね。そこについてふれてしまうと長くなるので割愛しますが、今回は改めて、本の読み方について考えさせられました。本を読む時、最初のページから最後のページまで、一字一句、しっかりと読む人が大半でしょう。私も同様にそうしてきました。未熟な私にとって書籍から学べることは極めて多く、食事や睡眠と同様に、生活の一部となっています。しかし、今回のようにページ数の割に要点がシンプルな場合、全てに目を通していては効率的とは言えません。実際、同じ業界で書評を多く紹介している方の大半は、多読によって効率良く読書をされているようです。某競合他社の人事の責任者をされている方は、以下のようにルールを定めていますね。
1冊につき、1時間以内で、まず読んでみる。面白かったら、時間をかけてゆっくり読む。
良い本は何度も読む。個人的には書評を活用して、面白くない本を買ってしまう頻度を減らしたいところです・・・。また、某競合他社のバズ事業の責任者をされている方も同様に、事前にしっかりと目次を読み込み、はじめにとおわりにを読んで概要をつかんでから、その詳細ページを読むようにしているそうです。まぁ、本を読むことはあくまで手段であり、目的によっては本を読むこと自体が非効率かもしれませんが、その目的を本を読むことで達成できるのであれば、最短で成し遂げることができるにこしたことはありませんよね。
ちなみにこれ、ビジョナリー・カンパニー2というものが存在して、しかもそっちのほうが良書なんだとか・・・。次は1時間で読んでみます!!