貸し農園で始める野菜作り(21)

食育を目的として始めた、貸し農園による家庭菜園。

サツマイモの収穫を終えたので一旦休ませて土をリセット…といっても広大な農地とは違って家庭菜園という限られたスペースでの栽培です。

場所が広ければ、疲弊した土を復活させるため、冬の寒さを利用して病気のもとになる虫や菌を殺し、土壌改良の期間に充てられるのですが、畑に余裕はなく秋から育てたい野菜も豊富なので、休みはほどほどに。

「しっかり休ませて春に備える」ことはせずに、土を耕してから約2週間という短い期間で放置しました。そこから堆肥を混ぜ込む、酸度調整という順で土をつくっていきます。

サツマイモ収穫から約1ヶ月経過してから畝を立てていきます。

何日かに分けて少しずつ畝作りを進めていくほうが体の負担は少ないのですが、作業できる日は限られているので1日ですべてを終えます。長時間行うので、多少腰が辛くなりますが、真夏に比べたらラクに作業を進められます。

畝が完成すると、まず植えたのはニンニク。昨年に栽培済みの野菜で割りと上手くできたので今年も挑戦です。

収穫後の楽しみは保存用として乾燥させるものは確保しつつ、採れたてのニンニクを味わうこと。生のまま薬味として使うのもアリですし、またホイル焼きにしたときの甘さは格別です。さらに実の収穫前に採れるニンニクの芽も楽しみの一つ。

今回植えるのはホワイト6片(青森産)という品種。1粒ずつが大きく引き締まっていることや、糖度の高さが特徴。

食べる時と同じように種球の皮を向いて1片ずつ植えていきます。1片から実が増殖し本来の形になるのです。1玉から5~6片を取り出せるので、順調に育てばニンニクが5~6玉収穫できるイメージ。

種(種球)の数が限られる。1年に1度しか育てられず、秋に植えて春に収穫。栽培には8ヶ月も要します。そこから乾燥期間も入れるので、比較的栽培に長い期間を要する野菜です。

栽培自体にそれほどに難しさはないものの、大きな球にするにはそれなりに肥料も必要になってきます。

市販のニンニク(特に国産)は高価な印象がありましたが、これだけの期間と手間がかかっているのだから、価格にも納得感があります。

タマネギに再挑戦

昨年タマネギを栽培しましたが、うまく育たないまま苗が溶ける、小さいままでいつまで経っても大きくならない、逆に苗が育ちすぎて分球することがありました。

こういった同じ場所で育てていてもムラが出ていたので、今回は

・堆肥(牛ふん)を昨年よりも多めに使って水はけの改善を期待する
・肥料が1箇所に集中しないようによく混ぜる
・活きのいいタマネギ苗を選ぶ(太すぎず、細すぎない)

熱を吸収して発根を促したり、雑草防止のために今回も黒のマルチシートを敷きます。前回はもともと穴あき加工がされたものを使っていましたが、今回からは費用削減のため、何も加工されていないタイプにしました。

穴あけカッターはホームセンターでも売られていますがペットボトルで十分。比較的硬い素材のペットボトルがいいかと思います。

お手製カッターで穴を開けていきますが、ここからは3歳児の出番。開けるには少し力がいるので大変そうでしたが、大人の力も借りてなんとか苗50本分開けられました。

若干いびつな形をしている穴もありますが、タマネギが順調に育ってくれれば問題ありません。生育状況を日々確認しながら次は12月頃に追肥を行います。