ネットで見つけた誤字脱字を味わうシリーズの、18回目です。
ずっとウイルス扱い
俳優業の引退を明らかにした「ブルース・ウィリス」についての、同じ記事の見出しが上、本文が下です。
この見出しのように「ブルース・ウィルス」だと思っている人はかなり多いのではないでしょうか。
確かに「ウィリス」ってちょっと言いにくいのですが、それこそ見出しにある「こちらブルームーン探偵社」に出ていた、まだあまり有名ではなかったころから何度も何度もウイルス扱いされてきたブルースはとても気の毒です。
残念ながら引退だそうです。「パルプ・フィクション」製作時すでに大スターだったのに、安いギャラで「どんな役でもやる」と言って出演したというエピソードが好きです。
部分翻訳
真ん中のブロックにある「ビクトール・ミハイロ軽い女」という部分を見て、誤訳慣れしている筆者はピンときました。
そこで同じ記事を紹介している別のサイトで確認してみました。
思ったとおり、人の名前である「ミハイロビッチ」の「ビッチ」だけが和訳されていたというのが真相でした(bitch…尻軽女、あばずれ、など)。
大学のとき英語の授業で「son of a bitch(くそったれ)」を「あばずれの息子」と文字どおりに訳した同級生が先生に「それダメ―」と言われていたことを思い出しました。
ちゃんとしてください
相変わらずAmazonプライムビデオで外国ドラマを観ています。どんな作品を選ぶかの手がかりは、サムネの下にある★の数と解説です。
おそらくここも自動翻訳ですね。そこで先日、目を疑うような解説を見つけました。
やれやれ、またか。 だと?
どう思います?この解説。
名映画監督コーエン兄弟監修の「ファーゴ」シリーズは大好きで、シーズン1から3まで視聴済みです。
こちらシーズンと言ってもそれぞれまったく別の物語なのですが「ひょんなことからトラブルに巻き込まれてドロ沼にはまっていく」感じは共通していると思います。
だからこその「やれやれ、またか。」なのか。まだ観ていないのでわかりませんが、誤訳とかそういう以前に「ちゃんとしてよ」とは思いましたw
今回は原因の複雑さなど推測するまでもなく「そもそもだぞ」とやる気を問いたくなるような誤字誤訳(?)ばかりでした。やれやれ。