絵画鑑賞を楽しむ ~視覚と言語~

絵画に興味がないなんてもったいない!
絵画を楽しめれば人生が豊かになる!

という個人的な思いから、ちょっとでも興味を持てるような鑑賞方法を考えていきます!

今回は「視覚と言語が異なっていたらどんなふうに見えるか」を見ていきます。

こんなことを言っていたら(1)

エドヴァルド・ムンク「叫び」

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幼少期に母親を亡くし、思春期に姉の死を迎えるなど病気や死と直面せざるを得なかった1890年代のムンクには、「愛」と「死」とそれらがもたらす「不安」をテーマとして制作

引用元:叫び (エドヴァルド・ムンク) - Wikipedia

「いやぁ~ん!!!あの人かっこいい!!!」(オネエ風)

不安というよりも、くねくねしたオネエ様に見えてくるかも知れません。

こんなことを言っていたら(2)

ピエール=オーギュスト・ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」

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ベルギーのアントワープ出身のルイ・カーン・ダンヴェール(フランス語版)伯爵の長女イレーヌ(1872-1963)であり、当時8歳だった。

引用元:イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢 - Wikipedia

「パパの口が臭くて嫌になっちゃう。こっち向いて話しかけてこないで!!」

可愛い美少女が、とたんに性格の悪い少女に。。。

こんなことを言っていたら(3)

フランシスコ・デ・ゴヤ「我が子を食らうサトゥルヌス」

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ローマ神話に登場するサトゥルヌス(ギリシア神話のクロノスに相当)が将来、自分の子に殺されるという予言に恐れを抱き5人の子を次々に呑み込んでいったという伝承をモチーフにしており、自己の破滅に対する恐怖から狂気に取り憑かれ、伝承のように丸呑みするのではなく自分の子を頭からかじり、食い殺す凶行に及ぶ様子がリアリティをもって描かれている。

引用元:我が子を食らうサトゥルヌス - Wikipedia

「これ、実はチョコレート。。。。でも、そんなの関係ねぇ。」

小島よしおさんの声でイメージすると、恐怖の絵画がコントに見えてくるかも??

こんなことを言っていたら(4)

レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」

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伝記作家ジョルジョ・ヴァザーリの著書『画家・彫刻家・建築家列伝』の「レオナルドは、フランチェスコ・デル・ジョコンドから妻モナ・リザの肖像画制作の依頼を受けた」という記述が元となっている

引用元:モナ・リザ - Wikipedia

「なるようにしかならへんて」(関西のおばちゃん風)

なんとなく上品さが喪失したような・・・。

心理学ではこのモナリザの微笑みについて、「子供をなくした母を、周りが元気づけようとしたときに出た微笑」という見解もあるそうです。

それが良い悪いではなく、そういう言語イメージを持つととたんに微笑の見え方が変わってくるような気がします。

視覚と言語のイメージが混ざると。。。

視覚からのイメージ。
言語からのイメージ。

この2つがちぐはぐになると、なんだか絵そのものを見ることができなくなってきます。

さらに聴覚のイメージが混ざると、脳が混乱してくるような気がします。

これはすごく面白いことだと思います。

おそらく多くの人が、その絵に寄せて言語とか音が脳内で作られているのではないかと思うのです。

それをあえて異質なもので組み合わせることで、なんとも不思議な世界になってくる。

ちなみに絵画の大好きな父に話したところ、「絵画に対する冒涜だ」との一言が。

絵を純粋に楽しんでいる人にとっては、ありえない鑑賞方法かもしれません。