絵画鑑賞を楽しむ ~十二支ならぬ十二絵画~

鳥も題材としては多くの画家が描いています。

ルネ・マグリットのハトも捨てがたいのですが、伊藤若冲の鳥は最高に素晴らしいのでこちらに決定。

どの絵がいいという選択はできません。
若冲の鳥の絵すべてです。

と言いたいところですが、『動植綵絵』の鳥としました。

伊藤若冲『動植綵絵』

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たくさん描かれていそうで以外に探すのが大変だったのがじつは犬。

ピンとくる絵画がない。。。

う~ん。

今度は家族(母)に聞いたところ、「ベラスケスじゃない?」

ようやく私の求めているところを理解したらしい家族たち。。。

もっとピンとくる絵はありそうだけれど取り敢えず採用!

ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』

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十二支の中でおそらく題材として一番描かれていないのではないかと思われる猪。

探しに探してようやく見つけたのが、アルチンボルド『大地』。

というか、この絵だけで「子・丑・卯・午・未・申・戌・亥」が揃うチート絵画。

猪がどこにいるか分かりますか??

というか、これは豚なのか??

ジュゼッペ・アルチンボルド『大地』

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まとめ

最初に自分に課したルール内で、「納得」をどう捉えて決めるかが非常に難しいところです。

他の干支との兼ね合いで変更したりなんてこともありましたが、かなりムキになって考えてしまいました。

すぐに出てこない動物は、探しているうちにいろいろな絵を見ていることもありました。

絵画を楽しむにはこういう縛りがあっても面白いと感じます。

私の場合は検索が非常に下手なので、家族に聞いたりして絵画を通してコミュニケーションが生まれたと思います。

目的を持って探してみると、苦手という気持ちがいつの間にか消えて夢中になって見ているということもあるかもしれません。

自分が「好き」もしくは「気になる」絵から選定というルールによって、絵から自分の嗜好を探ることも出来るかもしれません。

ぜひやってみてください!