我が家のダイニングで使用している椅子ですが、使い始めてから10年になります。
特に子供が使っている椅子は座面の汚れが目立つようになってきました。
お客さんが来た時に恥ずかしくて「座って」と言えないのが悲しいところ。
でも買い替えるのはもったいない・・・。
そんなわけで椅子の張り替えに挑戦してみることにしました!
古い座面を外そう
こちら、長男が座っている椅子ですが、座布団を上げるとご覧のとおりの汚さ。
(恥ずかしいので遠くから撮影してます。)
今回はこちらの椅子の張り替えを行っていこうと思います。
椅子をひっくり返すと、椅子と座面がネジとナットで固定されているので、六角レンチで3か所外していきます。
取り外した座面の黒いカバーを外して(破って)みると、木の板が出てきました。
今回はこの板を再利用してシートだけを新しく張り替えていきます。
まずは、板に汚れたシートがタッカーでビッシリと留められているので、新しいシートに取り換えるには、まずはこれを外していかねばなりません。
ちなみにタッカーの針はホッチキスより遥かに強力なので、1本の針を抜くだけでもなかなか大変です。
マイナスドライバーと金槌を使ってムリヤリ引き抜いていきます。
飛び出た針はプライヤーで丁寧に抜き取っていきます。
何だか木がボロボロになってきました。
ようやく5分の1くらいまで進んだところで、すでに作業が難航・・・。
古いシートを取り外す作業が想像していたよりも重労働で、いきなり後悔。
本当に全部外しきることができるのか不安になってきました。
だんだん手の感覚もなくなってきて、一気にペースダウンです。
でもここまで来たら後戻りはできません。
途方に暮れている時間もないので、あきらめずに突き進むしかありません。
とりあえず明日は筋肉痛確定です。
3時間後・・・
ついにシートが完全に外れました!
途中から、針は抜くのをあきらめて金槌で叩いて木の中に埋めました・・・。
針を抜くたびに木の板がどんどんボロボロになっていくので、むしろ針は抜かない方がいいということに気づいてからが早かったです。
ちなみに休みを取らずに作業したせいか、作業後に体調不良となり寝込みました。
金槌で針を木の中に隠して証拠隠滅中です。
(こんな苦労するなら最初から板も買ってきた方が良かったような・・・)。
新しい座面を張ろう
ここからは、とても楽しい作業となります。
まず新しい座面シート、ウレタン、チップウレタン、板の順に重ねます。
次にシートの端を中央に引っ張りながら板にタッカーでとめていきます。
一周とめ終えると、こんな状態になります。
カッターで余分なシートをカットします。
カバーをつければ、あっという間に新しい座面の完成です。
ちょっと凸凹感はありますが、そこまで気にする人はいないでしょう。
使っているうちに、こなれてくるかもしれません。
問題なしです。
椅子に取り付けて、張り替え作業完了です!
地球にやさしいDIY
実はこの週末でまとめて4脚張り替えようと思っていましたが、1脚が限界でした。
これがあと3脚あると思うと眩暈がします。
すでに4脚分のシートを買ってしまったので、1週間~2週間に1脚のペースでゆっくり張り替える予定です。
今では家具も使い捨ての世の中ですが、できることなら悪くなった部分だけを取り換えて1つの物を長く使っていければ、とてもエコになります。
そういう意味で椅子張りは地球にやさしいDIYです。
何よりこれでようやくお客さんに座ってもらえる椅子が1脚できたのが嬉しいです!