・子供が自分で野菜を収穫することで食に関心を持てる
・出来るまでの過程を知ることで命の大切さを学べる
このように食育を目的として始めた、貸し農園による家庭菜園。前回の記事で紹介させていただいたように敷地の半分に畝を作り、種を植えてから3週間ほど経ちました。
今回はそれぞれの生育状況と残り半分で行う夏野菜栽培の準備です。
種イモを植えたじゃがいもは写真のとおり、無事に育ってくれて葉が出てきました。この状態からよく育っている(太くて丈夫)葉を残し、数本引き抜くという芽かき(こうすることで生育状態を保て、大きなじゃがいもができるそうです)を行い、そのあとに追肥します。
かぶも芽が出てきましたが、対策をせずに種まきからそのまま放置した結果、虫に葉を食べられてしまっています。防虫ネットをやるべきか悩んでいますが、まあやらないよりはやったほうがいいですね。今のところネット用の支柱はホームセンターで、ネットは100円ショップが安い模様。意外に100ショップは家庭菜園用のグッズが充実していると最近知りました。
ほうれん草は、1歳児の息子と一緒に種まきをした際に見事にやられました。場所を選ばず、種を自由にまき放題。畝の間の溝に蒔いたことで、そこから芽が出てきました。(溝でも育っているということは水捌けが良いのでしょうね!)
そのため改めて畝にも。化成肥料と種(赤色の粒が種です)を交互に蒔いていきます。ほうれん草の生育期間は30~40日間程度。植えている野菜の中では比較的、期間が短いので最も早く収穫できる予定です。待ち遠しくもありますが、焦らず間引き、追肥しながらじっくり愛情をかけていきたいと思います。
夏野菜栽培の準備
手順は一緒なのですが、前回の記事では写真を撮り忘れてしまったので・・・。まずはアルカリ成分がある苦土石灰で酸性の土から中性に戻し、
堆肥を混ぜることで土をふかふかの状態にします。土に空気が入り、排水性や保水性の向上が見込めると期待しています。改良出来たら再び畝作り。畝の幅は60~70cm取り、高さはおよそ15cm(若干高めに取りました)です。
この状態から
畝が出来ました。夏野菜の栽培を始めるにあたり、ここからマルチという、畝にシートを張る予定。ナス、ピーマン、キュウリ、トマトなどの夏野菜。さらには秋に収穫するさつまいも。いくつかの野菜を植えようと思うのですが、何を植えるか品種も含めてまだ決まっていません。ギリギリまで悩みたいと思います。
農業用マルチシートは、作物を育てている畑のうねを覆う資材のことです。利用することで雑草が畑に増えてしまったり、雨によって肥料や土壌が削られてしまったりすることを防げるため、多くの畑で利用されています。 様々な素材が利用されますが、ビニールやプラスチックフィルムが一般的です。
最後に失敗談を。。。
耕した土を最後に整えたり、土に混じっている石を集めることもできる「レーキ」という道具ですが、写真のとおり柄の部分が40cmほどの長さのものを購入しました。買った当時は「スペースを取らないようにコンパクトなものを」と考えていましたが、使ってみるとしんどい。当然ですが、柄が短いので土をならすにはしゃがまなければいけません。スペースだったり予算もありますが、柄が長いものにしておくべきでした。
次回はマルチ貼りと苗の植え付けを行います。