憧れの可動棚づくりの第2弾です!
前回は可動棚の設置場所を決めたところまででした。
今回は1か所目の階段下の収納庫からです!
いきなり予定変更
階段下の収納庫ですが、すでに2か所固定棚が設置されています(下の写真)。
ということで、真ん中のスペースに可動棚を設置する予定でしたが、とある方からアドバイスが。
「どうせなら固定棚を外して、収納庫全体を可動棚にした方が使いやすいんじゃない?」
なるほど、その発想はありませんでした・・・!
ということで、妻に提案してみると「ぜひ、そうしてくれ」とのこと。
ただ、下の固定棚は、下に扇風機やストーブなどをちょうどいい感じに置けるので上の固定棚だけを撤去しようということになりました。
作業開始
早速作業開始。
棚板は棚受けに乗っかっているだけだったので簡単に取り外せそうです。
と、思ったら意外とガッチリハマっており、グイグイ回転させながら、ちょっとずつ動かしてみることに。
外れました!
うわ、いきなりベニヤ板に傷跡がついてしまいました・・・。
とりあえず見なかったことにして次に進みます。
棚受けはネジでしっかり留まっている模様。
ネジ山が見えるまでドリルで木を削っていきます。ネジの位置がまったく分からず、ちょっとずつ削っていきます。恐る恐るの作業です。
結構木が硬くて難しい・・・。
写真では分かりにくいですが、だいぶ掘り進めたところで、ついにネジ山が現れました!ここまでで、すでに30分くらいは経ってそう。
ちなみに、ちょっとミスして下の方に穴空けちゃいました(泣)
だんだん、ベニヤ板がボロボロに・・・。
ちゃんと養生しとかないとダメですね。
ここまで来れば一気にインパクトドライバーで、となるはずが、ネジがしっかり留まってしまっていて空回りするばかりで一向に外れる気配がありません。
ネジ山が潰れてしまったかも。絶望的なパターンです。
一応、右側のネジは若干緩み、壁との間にわずかな隙間ができました。
ただおそらく左右ともネジ山が潰れてしまい、インパクトドライバーは空回りするばかりでこれ以上は外れそうにありません。
ちょっとヤケクソ気味に手で「えいっ!」と外そうとしたところ、「ミシッ・・・」という嫌な音が。
危険な空気が漂い始めたので、中途半端でしたがこの日は作業を中断することにしました。
仕切り直し
早速行き詰ってしまったため、DIYの先輩に相談してみることに。
事情を呑み込んでくれた先輩が提案してくれた解決策は下記のとおり。
1. ドリルでネジの周りに一周、穴を空ける
2. ネジ山をむき出しにする
3. プライヤーでネジ山を挟んで回してネジを抜く
この時、ドリルで壁を傷つけないように、棚受けの厚みを測って、ドリルの刃に壁が傷つかないギリギリの位置にビニールテープを巻く、という技を伝授していただきました。
その他にも、潰れたネジ山にも使えるビットを使用する方法、棚受けを真ん中でカットして棚受けをグルグル回してネジを緩める方法なども教えていただきました。
ということで、教えていただいたとおりにやってみることに。
まずビニールテープを巻いて・・・
ネジの周りを一周ドリルで穴を空けます。
ビニールテープ作戦のおかげで、安心して棚受けを破壊できました。
ここでプライヤーの登場です。
おお!いい感じです。
やりました!ついに外れました!
ここまで来たら反対側も容赦ありません。
DIYには思い切りが必要
最初は壁に傷をつけたり穴を空けないよう恐る恐るの作業でしたが、途中からは思い切って作業を進めることができました。
今回1つ学んだのは、DIYにはある程度の思い切りが必要ということです。恐る恐るの作業ではぜんぜん先に進まず、時間がいくらあっても足りません。あっという間に貴重な休日が終わってしまい、全然進まなかったという思いだけが残ってしまいます。
ただ思い切りやるためには、下準備が必要ということも学びました。ちゃんと養生たり、今回で言うとビニールテープをストッパーにしたりして、家を傷つけないための工夫が必要です。
ということで、次回からは本格的に可動棚を作成していきます!
ちなみに今回のDIYで一番のミスは、作業中に配達員さんが来て、うっかり作業用ヘッドライトを頭に着けたまま荷物を受け取ってしまったことです。若い女性の方でしたが、ちょっとのけ反っていました(汗)驚かせてすみません・・・。