先日、伊豆市の旧・中伊豆町エリアを走っていたときの写真です。
伊豆市(旧・中伊豆町)八幡
この信号待ちの時
「青の案内表示がさ、右に曲がったらどこへ行くのかいっさい教えてくれない。知らない人は怖いよね(笑)」
なんて妻と話したついでに、○で囲んだ地名「八幡」について
「なんて読むか知ってる?」
と聞いてみました。実はこれは難問でして、妻は読めなかったです。
そのとき、「そういえばこれと同じ『八幡』という地名が近隣市町にここを含めて4つある」ことを思い出しました。
しかも「その4つ、ぜんぶ読み方が違うじゃん!」と気づいたのです。
駿東郡清水町八幡
沼津市八幡町
伊東市八幡野
残りひとつが「伊東市八幡野」です。でも地名の入った写真は持っていませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、まさに伊東市八幡野のラーメン情報として以前ご紹介した「右近」さんで食べた小田原系ラーメンの写真をどうぞ。
結果発表~~!
ぜんぶ読める方はかなりの「伊豆通」、あるいは「めっちゃ地元」なだけかも知れません。正解は
・伊豆市八幡(はつま)
・駿東郡清水町八幡(やはた)
・沼津市八幡町(はちまん・ちょう)
・伊東市八幡野(やわた・の)
です。
どれをどう読むかはわからなくても、読み方の候補として「八幡製鉄所」の「やはた」と「八幡神社」の「はちまん」は出てきそうですね。
そのどちらでもない「やわた」に関しては、地理好きな人なら「愛媛県八幡浜市」とかで想像がつくかな?(森進一の「港町ブルース」では思いっきり「やはたはま」って歌われてますけど)
難読地名は「まちがい」の可能性も?
難読地名には「知ってなきゃ読めるわけがない」ものもたくさんあります。いちばん上の「はつま」はまさにそうでしょう。
「はつま」の由来は調べていませんが、こういった難読地名には「なまり」あるいは「読みまちがい・聞きまちがい・言いまちがい」が定着したものもある、とわたしは推測しています。
「むかしと今で『読みは同じ』だけど『字が違う』」という地名も全国に無数にあると思います。これも「まちがい」が原因であることは多いと思っています。これが面白さであったり、時には残念であったり。
地名は面白いですね。このような例を見つけたら、またご紹介していきます♪