研いだお米をセットしてボタンを押すだけで、ご飯が勝手に炊き上がる炊飯器。
しかし停電時などで炊飯器が使えない場合に、ご飯の炊き方が分からなくて困ることもあるかもしれません。
アルファ米など便利なものもありますが、ご飯の炊き方さえ知っていれば、いざというときに困りません!
今回はご飯の炊き方をレポートします。
道具と材料
・鍋
・ガスコンロ
・米
・水
作ってみよう!
まずは、お米を砥いでから水を入れます。
お米を無洗米にすると、研ぐ手間もないし余計な水を使わずに済みます。
災害時にはいいですね。
無洗米はあらかじめぬかを取り除いている分、米粒が精白米よりも小さくてサラサラなため、軽量カップに入る米粒の量が少し多く入ります。そのため、精白米を炊く時よりも水を多めに入れる必要があるのでお忘れなく。
計量カップがない場合は下記を覚えておくと便利です。
-------------------------------水の量はお米の容量の約1.2倍
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お米を水に30分ほど浸します。
これをやらないと芯のあるご飯になるので、私は食事の1時間前に準備を始めます。
鍋を火にかけたら、最初は強火にします。
湯気が出て沸騰したら弱火にします。
私の使っているライスクッカーは沸騰すると蓋がカタカタ動き出すので、蓋が動いたら弱火にします。
弱火にしたら鍋のふちに水泡ができます。
その水泡が完全になくなって湯気が出なくなったら火を止めます。
時間は15分ぐらいだと思います。
炊けたか気になる場合は、蓋を開けてチェックしても味はほとんど変わらないように思います。
火を止めたら、5分程放置してご飯を蒸らします。
昔から「赤子泣いても蓋取るな」と言われているように、蒸らしの段階では蓋を開けて鍋の温度を下げないようにしましょう。
蒸らしをきちんと行わないと、べちゃっとしたご飯になってしまいます。
完成♪
蒸らしもバッチリで、ふっくらご飯になりました。
まとめ
ご飯を炊くときは『初めちょろちょろ、中ぱっぱ』といわれていますが、逆なんですね。
調べてみると、最初に弱火にするとお米の甘みが増すようです。
ただ、このやり方だと最後が強火なので火を止めるタイミングが難しくて、底に炭が出来てしまうことも・・・。
特に屋外で調理する場合は、気温や風の強さなどによって毎回火にかける時間など調整しています。
弱火ならば焦げたような匂いに変わってから火を止めても、おこげができる程度ですむので、ほぼ失敗はありません。
ということで、簡単においしくご飯を炊くには、最初強火で後から弱火がおすすめです。
本でも読みながら、ご飯の炊ける様子を気にしつつ出来上がりを待つのも贅沢ですよ!