日本のゴミ問題について考える

私たちは日々買い物をし食料を手に入れていますが、その購入金額のうち何%を捨てているのか・・・、「捨てるものは買わない」と言っている倹約中の妻から、こんな話がありました。

例えば、おやつに買ったプロセスチーズはと言うと、

・チーズを入れる袋
・包み紙
・背あて紙
・パッケージシール

口に入れるよりも捨てる物の方が多いこと、その捨てる物にいくらお金を払っているのか気になったようです。

日本は使い捨て大国

日本は稀に見る使い捨ての国です。
家すらも使い捨てと言われていることをご存知でしょうか。

欧米の家は何世代にもわたって引き継いでいくのが一般的で、自分たちで家に手を加えていき、その分年数が経つにつれて家の価値が上がっていきます。一方、日本の家は住み始めた瞬間から価値が下がり始め、一世代(30年弱)で建て替えの時期になってしまいます。

絨毯などでもそれが言えます。
ペルシャ絨毯やギャッベなども、長く大切に手入れして使用することで、年数が経つほど価値があがっていくと聞いたことがあります。一方大量生産された量販店の安い絨毯は汚れたら買い替えてしまい、何十年も使い続けるということはほとんどないため、すぐにゴミになってしまいます。

話をプロセスチーズに戻すと、1つ1つの商品をパッケージされていることで、安心して商品を買うことが出来ますが、1週間でビニールゴミが大量に出る、雑紙が大量に出ている状況を見ると違和感を感じてしまいます。

ゴミを減らすには

今回、日常的に買っているチーズのパッケージが、日本のゴミ問題について考えるきっかけになりました。

・私たちが買っているものは何か?
・食べるものなのか?
・デザインなのか?
・包材なのか?
・企業応援なのか?

もっと賢い買い物の仕方、お金の使い方を覚え、倹約を実現できたらと思います。そして、それが少しでもゴミを減らすことに繋がればと思います。