娘の美容院デビュー
をご紹介してからもう11カ月も経ってしまったんですね。きょうはその続報です。
切らせてあげてもいいぜ
結論から書きますと、娘は美容院に行ってくれるようになりました。
相変わらず帽子は意地でもかぶりませんし髪の毛を結んだりするのはイヤ。頭や髪に何らかの感触が続くことを嫌いますが、美容師さんに髪を切ってもらうことはなんとか大丈夫です。
「アンタも仕事だもんな、切るなら切りな」ぐらいの感じです(^_^;)
座ってくれるかな
ただしイスには座ってくれません。ママがお手本に座ってみせて「ほらー!くるくる回るんだよ~♪」と楽しさをアピールしてから座らせてみると鏡を見たりして「さすが女の子」と思わせることもありますがそれもつかの間。すぐにウロウロと徘徊し始めます。
そんな娘をみんなで追いかけて、ちょっとしたスキを見て美容師さんが切ってくれる。ここは変わっていません。
約ひと月半ぶりとなったこの日は、実はリベンジでした。元々予定していた前週はなぜか美容院に入ることさえ全力で拒否。「慣れる」とは別に「その時の気分」というハードルも常に持ち合わせているのが自閉っ子です。
そこで無理をしてイヤなイメージを植え付けてしまうとこれまでの過程が水の泡。だから潔くあきらめ、翌週あらためておじゃましたのでした。
この日は「ママがイスに座って、その上にお膝して切ってみよう」にチャレンジしてみました。少し遅れて到着したわたしが外から隠し撮りすると…
なーんか笑ってごまかしてますね~。
間もなく娘は立ちあがってしまい、「もうちょっと切ろうよー♪」という美容師さんから逃げようとします。
そこをママがやんわり捕まえて、美容師さんが素早くサササ!
そんなこんなを繰り返し、娘がイヤになってしまう手前を見計らって終了とします。
おかっぱのはずなのに
オーダーは「前髪ぱっつんのおかっぱ」です。美容院から出る時点では完璧です。
しかし昔は直毛サラサラだった娘の髪の毛が、最近はママのくせっ毛が遺伝したのかうねりが出てきました。
さらにこちらもママの遺伝で髪が伸びるのが異様に速く、ちょっと油断しているとすぐにこんもりとしたボリュームが出ます。だから寝グセも豪快です(ちなみにわたしに似たとしても「直毛の剛毛」で寝グセがすごい)。
そんな朝はわたしが「寝グセ直しミスト」をシュッとかけてブラシでとこうとします。
でも娘は前髪が濡れると右手でカッコよくかき上げる習性をもっています。必ずです。そこでわたしが「追いミスト」をするとさらにかき上げてしまいます。その結果、こんな髪型が完成します。
カッコいいねー、もし「必殺シリーズ」に出たら武器は「かんざし系」だね(*^-^*)