【DIY】 ビニールハウスを作ろう! Part4

ビニールハウス作りの第4弾です。

前回、竹の伐採時期の関係でスタードーム制作を断念して、木製の八角形型ハウス制作に予定を変更しました。6月に入ると、梅雨入り、そして夏へと、DIYには厳しい時期となります。

時はすでにゴールデンウイーク・・・。あまりのんびりしてられません。ということで、張り切って進めていきます!

レッツ、エンジョイDIY!

ハウス作りの工程

まずはハウス作りの工程から確認です。

1.義父の作業場で木材から壁、屋根のパーツを作成
2.自宅の庭に基礎を作成
3.基礎の上に床を作成
4.壁、屋根パーツの組み立て
5.ビニールシートの貼り付け
6.その上にクリアポリカ(波板)の貼り付け
7.鉢などを置く棚の制作
8.ライトの取り付け
9.南国フルーツの鉢植えの設置

以上で完成です。

最初に一番肝心な「設計図」の作成が抜けていますが、義父は「完成形を頭の中に思い浮かべて、それを分解するだけ。設計図は頭の中。」とサラッと言っていました。

「さすが大工!」と感心してしまいましたが、結局設計図なしで完成形が分からないまま制作がスタートすることになってしまいました・・・・(その分どんなハウスが出来上がるか最後まで楽しみです!)。

1日目

ゴールデンウイークの初日。この日は義父と作業場で待ち合わせです。

義父の作業場は車で片道1時間かけた山の中にあります。幸い、ハウス作成に必要な道具や材料は義父の作業場にほとんど揃っていました。そんなわけで、義父の作業場へは、お弁当だけ持って家族総出で出かけました(子供たちは完全にピクニック気分です)。

義父の作業場に着くと、すでに本日使用する木材や丸ノコが用意されていました。本来なら全部自分たちで買って用意しなければいけません。恵まれすぎた環境に少々申し訳ない気持ちになりながらも、ここは素直に感謝です。

立派な木材。買ったらいくらするんだろうか・・・。
結構年季の入った丸ノコ。何回も修理に出して大切に使っているようです。

この日は木材で正八角形を制作するのが目的です。この正八角形がハウスの形のベースになります。

下図のように同じ長さの8本の木材を繋げて正八角形を作ります。そのため、木材をカットする角度を計算する必要があります。ちなみに丸ノコに角度調整機能があるので、好きな角度で木材をカットできます。

この角度が分からず悩みました・・・(汗)

私は多角形の内角の和は、必ず360度になると誤解していたため、最初に「360度÷8角形=45度」で木材をカットしました。ところが、こちらを組み立ててみると・・・正方形になってしまいました。

その後、1日掛かりで試行錯誤と微調整を繰り返し、何とか67.5度という数値を弾き出しました。さらに微調整を繰り返し、ようやく68度でカットすることで正八角形が作成できることが判明!(計算上は67.5度で合っているはずですが、おそらく0.5度の差は丸ノコの角度調整機能の誤差だと思います)。

これからハウスで使用する木材はこの角度でカットしていくため、「丸ノコで設定した角度は絶対に変えないように!」ということになりました。

木材をカットする義父。義父の仕事姿を初めてみました。カッコいい!
完成したハウスの実物大の正八角形。写真で見るより実際は広いです。子供たちは土俵代わりにしてお相撲さんごっこで遊んでいました。

まだ制作が始まったばかりで、パーツの一部が完成しただけですが、苦労した分だけ大きな達成感がありました。ハウスが完成した暁には、一体どんな感動が待っているのでしょうか?なんだかワクワクしてきました!

制作1日目が無事終了し、いよいよ八角形ハウス制作が本格的にスタートしていきます。次回は壁、屋根のパーツ作成をします!

レッツ、エンジョイDIY!

おまけ(大工道具の紹介)

今回のDIYで使用する大工道具です。
どんな道具か分かりますか?全部分かったら、あなたはDIYの達人かも!?

・錐(キリ)
・鑿(ノミ)
・金切鋏
・バール
・水平器
・クランプ
・玄翁(げんのう)
・タッカー
・指矩(さしがね)

次回からのレポートで、これらの大工道具についても紹介していきます!

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