自分たちが口にしているものが、どんな風にできあがるかを知ることが出来る工場見学。
今回は静岡県裾野市にある『ヤクルト 本社 富士裾野工場』に行きました!
まずは予約
まずはインターネットから予約をします。
空いていれば当日予約も可能で、この場合は電話予約になります。
ヤクルト 本社 富士裾野工場は土曜日の見学もあり、比較的空いているようなので、行きたいと思ったらすぐに見学できそうです。
まずはヤクルトについて知る!
工場見学の前にヤクルトのはじまりやプロバイオティクスについての上映会。
ヤクルトの原点は病気にならないための「予防医学」だそうです。
健康で長生きするには腸を丈夫にすることであるという考えから、乳酸菌に着目しました。
ヤクルトの創始者の代田 稔氏が、生きたまま腸内にとどき、悪い菌を退治する乳酸菌を発見、強化、培養してできたのが「ヤクルト」だそうです。
いざ工場見学へ!
工場に移動して、見学スタート!
ヤクルト 本社 富士裾野工場ではジョアを作っていました。
工場に入ると、巨大なタンクがたくさん並んでいます。
まずは原料の粉ミルクをお湯で溶かし、殺菌し、培養タンクに入れます。
この培養タンクで乳酸菌を育てていきます。
出来た菌液は酸っぱすぎて飲みにくいので、シロップを入れて、甘酸っぱいヤクルトにするそうです。
いったいどんな味か飲んでみたいものです。
工場見学ではお土産もいただきました。
中に入っている定規は、ヤクルトの容器をリサイクルして作っているそうです。
ヤクルトが販売されている国はこんなにたくさんあることも知りました。
国が違うとパッケージも変わってなかなか面白いです。
まとめ
何気なく飲んでいたヤクルトですが、工場内を清潔に保つということにかけては、かなり神経を使っているように感じました。
工場内の気圧を高くして、ドアを開けると空気が外に出ることで、虫やほこりが入らないような工夫がされていました。(風邪をひいていると見学できないようです)
また、業務時間の半分を部品などの清掃に充てているそうです。
息子の見学後の感想は「科学的だと思った」とのことでした。
目に見える範囲で働いている人が少なかったため、そのように感じたそうです。
この人の手に触れることなく製造していることも衛生的に製造するための手段のようです。
さすがに菌を扱っているだけに、徹底した衛生管理が印象的な工場見学でした。
ただ気をつけるだけでなく、そもそも雑菌が入らない様々なシステムにすることで、より衛生的に製造するのだということをしりました。