ビニールハウス制作の第二弾です。
前回は長男のために南国フルーツを育てるためのスタードーム型ビニールハウス制作の構想について記事を書きました。今回はスタードームのサイズを決定するための、敷地の測量から行っていきます。
測量器具の準備
まずは測量に必要な器具一式を用意します。
事前に会社のDIYの先輩からスタードームの円周の大きさと設置位置決めのポイントを伝授していただきました。大体の目安が分かればいいので、今回は自宅にあるものだけでざっくりと測量を行います。
■準備した物
・庭に落ちていた細い木の棒
・ペン
・紙ひも
・庭に落ちていた栗
・メジャー
それでは、レッツ測量!
測量の手順
まず細い木の棒に紙ひもを結びます。
次に紙ひもを円の半径の長さでカットします。スタードームの直径は3.8mの予定なので、半分の1.9mにペンでマークし、余裕をもって紙ひもの2mくらいの箇所をハサミでカットします。
1人が大体の中心の位置に棒を立て、もう1人が紙ひもの端を持ってグルっと一周します。この紙ひものマーカーが一周した位置が、スタードームの円周になります。
この測量方法のすごいところは、中心の棒の位置を動かすことで、簡単にスタードームの設置位置を微調整することができるところです。なんと紙ひもを長くしたり、短くすることで、スタードームの大きさも簡単に調整できます。
ちなみに紙ひもを中心の棒から真上に持ち上げることでスタードームの高さもイメージできるのです。
大体の位置とスタードームの大きさが決まったら、円周に沿って目印の栗を並べていきます。この栗を結んだ円がスタードームの設置場所です。
スタードームの直径3.8mという元々の計画は、メジャーだけで適当に庭の広さを測ったため、実際には様々な障害があり、直径3.5mほどしかスペースがありませんでした。高さは1.75mとなるので、ジャボチカバの木がギリギリ収まるくらいの高さしか取れません。
ジャボチカバの木についてはスタードームでの栽培を諦めるか、スタードームをブロック塀などでかさ上げして高さを出すか、検討しなければなりません。また、駐車場の輪留めがどうしても一ヶ所避けられませんでした。
このような障害を事前にすべて洗い出しておくことで、スタードームを制作し終わってから設置できないという最悪の事態を防ぐことができるのです。
最初にこの測量の方法を聞いていて本当に良かったです!
とりあえず、実際に設置する時のために、中心の棒の位置に目印を残して本日の測量作業は完了です。
次回は、測量によって判明した新たな課題の対策の検討と、スタードーム設計書の作成です。
レッツエンジョイDIY!