昨年何回か検証した「Googleの画像検索でラーメン店を特定できるか」。略して「Googleラーメン」をことしも定期的に試していきたいです。
2019年の一発目は筆者が「人生でいちばん多く食べているラーメン店」と「人生でいちばん長く食べているラーメン店」の2軒です。
三島市安久「鈴福」さん
三島から伊豆半島へ向かう国道136号線を挟んでこの界隈にはまず「鈴福」さんが古くからあって、その後「まる井」さん(駿東郡清水町へ移転)、「田ぶし」さん、「藤堂」さん(閉店)と行列のできるお店がこぞって進出。静岡県有数のラーメン激戦区となりました。
そんななか、昔からの風情を保ったまま今も行列が絶えないほどの人気を誇っているのがこの鈴福さんです。
ただでさえクルマが出入りしにくい国道136号線沿いにあって、すれ違えるスペースも台数も少ない駐車場。初めての方にはなかなかの難関かもしれません(くれぐれも反対側車線から入ろうとしないようにしましょう。渋滞を作ってしまいますし危ないです)。
筆者はこの店では必ず「手打ちラーメン」と「小ライス」を頼みます。
ノーマルのラーメンにもたくさん入っているチャーシュー、メンマ、わかめ、そして手もみの縮れ麺をおかずにご飯をムホり。そのあとスープをひとすすり。このおいしさ永久機関がたまりません。この世で一番好きなラーメンライスです。
20代の一時期は毎週土曜日、開店直後一番乗りで行っていました。あれだけ通っていたのに「手打ちと小ライス」「ごちそうさま」以外はいっさい喋らないことを美学としていました。バカですねw
さあ本題です。この写真でGoogleラーメンを実行した結果がこれです。
これは「カレー」だそうです。正々堂々、Google先生に迷いなし。
実は鈴福さんにはカレーもあります。夜のお客さんや古くからのお客さんは食べたりするのですが、それとこれとは関係ないでしょう。
伊豆へ向かう途中ということもあって全国からのお客さんが立ち寄る鈴福さん。それだけ写真も多く投稿されていることと思います。
だのになぜ、ラーメンとさえ認識してくれないGoogle先生。ライスが近くにあるからかなあ?
伊豆の国市南江間「萬福軒(まんぷくけん)」さん
続いてもかなりの老舗です。筆者が小学校低学年のころから通っているこのお店、先代の親父さんがやっていたころは「萬珍軒」と言いました。
以前の建物を残したまま、すぐ横に建てられた現在の店舗を切り盛りするのは二代目のご夫婦です。
代は替わってもきれいな醬油スープに手もみの縮れ麺はそのまま。毎週食べても飽きの来ない、わが家全員が愛するラーメンです。
筆者が食べるラーメンはいつも醤油のみ。ついスープを飲み干してしまう老舗のラーメン写真でGoogleラーメンを実行すると…
「しゃしん!そもそもの話じゃ。」←千鳥のノブの声で読んでください。
このシリーズ1回目から2回目の過程ではGoogle先生もかなりラーメンのことをわかってきたと思ったのですが、その後はむしろ退化。センスねえなあ、難しいかカリフォルニアロール食って喜んでる国の人には…。
ちなみに萬福軒さんでもうひとつ是非食べていただきたいのがぎょうざです。
どの店とも似ていない独特のぎょうざには、小籠包のようにスープが閉じ込められています。
しっかり味がついているので醬油は不要。そのままか、酢だけつけて食べるのが筆者のおすすめです。
普通のぎょうざよりはるかに大きいのに5個で400円!お持ち帰りもできますよ(完成した状態で持ち帰るので、なるべく早く食べましょう)。
ラーメン道をGoogleに叩き込む
今回はあきれるほどの不出来だったGoogleラーメンでしたが、今後もラーメン写真をひとつでも多く食べさせて「成長」を見守っていきたいと思います。Googleがラーメンを軽く見ているとしたら由々しき問題ですからね!