小学3年生の息子。
3歳の時に美術館に連れて行って大騒ぎしてから、一切連れていきませんでした。
もうそろそろ再チャレンジしたいと思っていたところ、ちょうどよく息子の興味のありそうな展覧会が!!
猫が大好きな息子に「ネコライオン見に美術館行かない?」と聞くと、「いいよ~」との返事!!
今回は息子の美術館再チャレンジで、「美術館もなかなか楽しい」と思ってもらうことが目的。
息子を楽しませるべく、母息子の2人でデートすることにしました。
静岡県内の小学生のための素晴らしい制度
静岡県では、小学校で「ミュージアムパスポート」が配布されます。
このパスポートを見せると県内の36館の美術館と博物館へ、小学生は無料で入館できるという夢のようなパスポートです。
素晴らしい制度だと思います。
興味のない展覧会を見て、「美術館なんてつまらない」なんて思うと、なかなか次に行こうとは思えないけれど、なんといっても無料ですから、再チャレンジをするチャンスができます。
息子へのおもてなし開始
まずは行きの車内で、「楽しみだね~。」とテンションを上げていきます。
ここでテンションを下げるようなことを言ってはいけません。
気分が悪くなれば、美術館へ行くことの印象も悪くなってしまいます。
残念ながら会場での撮影はNGでした。
猫とライオンの似たようなシーンを撮影した写真が並んでおり、一言メッセージが添えられています。
お客様もそう多くはなかったので、「どの子がかわいいと思う?」「写真の中にライオン何匹いる?」など二人でコソコソおしゃべりしつつ観覧しました。
息子の落ち着いて鑑賞する姿にウルウル。
小さな会場ではありましたが、飽きることなくすべての作品を見ることができたことに、成長を感じずにはいられませんでした。
美術館のお楽しみ
美術館に行くと、何か記念に残るようなものを買います。
今回も息子に「好きなものかっていいよ~」と伝えたところ、猫のスタンプをチョイスしていました。
まずは、「美術館もなかなか楽しい」と思ってもらうことには成功したのではないかと思います。
また行こうというと「いいよ~」との返事が。
今回のことで、私の考える子どもと美術館へ行くポイントは下記だと思いました。
1.子どもが落ち着いた年齢で行く
2.子どもの好きそうな内容の展覧会を選ぶ
3.行く前に盛り上げる
4.一緒にコソコソ話をしながら鑑賞する
ただ目の前の作品を見ろと言っても、つまらなくなってしまうので、親が子ども専属学芸員のように、隣で興味の持てるような話しをしながら行くのも楽しむコツではないかと思います。
息子との美術館巡りをあきらめずに、チャレンジして良かった~。