【今週の一冊】「自分で考える力」が育つ 親子の対話術_狩野みき

『ほめる』よりも大切なこと

以前読んだ本を読み返してみました。

忘れていることが多かったので、改めてなるほどなぁと思うことがありました。

特に印象的だったのが、子どもの考える力は、ほめれば伸びるわけではないという意見です。

著書がそう考える理由の一つとして、「すごいね」とほめてばかりでは、子どもは大人にほめられることが正解だと思うようになり、「ほめてもらえそうな考え」を言うようになるのではないかとおっしゃっています。

ほめるだけではいけない理由として、大いに納得してしまいました。

ではどうすればいいのかというと、受け止めてから問いかけるそうです。

例えば倫理的に受け入れられないような考えの場合は、「そう思うのかぁ」とまずは受け止めることがポイントのようです。

確かに「そんな風に考えてはいけない」などと説教でもしようものなら、二度と子どもは本心を語らなくなりそうです。

受け止めて「なんで?」と質問をして、考えを深める経験を積むことで、考える力が身についていくということでした。

この本を読むと、日常生活で子どもと沢山話すことで、考える力を養うことができるということが分かります。

ちょっとした言葉のかけ方の工夫で、子どもが考える機会を作ることができるので、子育て中の親御さんに読んでほしい一冊です。