灯りがこんなにキレイなのは

3月10日、陸前高田のまちなか広場に「輝(ひかり)の花」が咲いた。

地元の若者たちが中心になって、震災の後、これまで5回咲かせてきた花だ。

引き込まれてしまうほど美しくて、心にしみてくる輝の花。この花がどうしてこれほど美しいのか、写真と引用でお伝えする。(解説など不要だから)

第5回高田に輝(ひかり)の花を咲かせよう

2018.3.10(土)17:00〜20:00
@まちなか広場

盛り土が始まる前の陸前高田駅前通りを彩ったイルミネーション。あれから4年。
かつての街並の上には、少しずつですが、けれども確かに、新たな街の形が築かれ、
いつしか中心市街地にある「まちなか広場」には、いつも子どもたちの笑顔があふれるようになりました。
第5回となる今回は、その笑顔の中心である「まちなか広場」で開催いたします。
土の下となった駅前通りから、土の上の中心市街地へ。
ご協力いただいた皆様によって「輝」のバトンが時空を超えて引き継がれてきたことを実感しています。
私たちは、今回をもって「高田に輝の花を咲かせよう」の活動を終了いたします。
これからの始まりの場所での、最後の輝の花。それは終わりであり、始まりです。
精一杯の感謝を込めて「輝」をお贈りいたします。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

引用元:「第5回高田に輝(ひかり)の花を咲かせよう」のフライヤー

これまで開催された「高田に輝(ひかり)の花を咲かせよう」の動画を見れば、「輝(ひかり)の花」の意味がしみ込んでくる。

3月11日…

あの日亡くなった青年の同級生、友人が中心となり、

多くの亡くなられた方々を追悼する

それぞれの想い、痛みは違えど

いつまでも忘れない

引用元:Youtube「2015-03-11 高田に輝の花を咲かせよう」より

今回で終了する理由も聞いたがここでは触れない。ただ、これまで関わってきた人たちの中に「続けたい」という思いを持つ人がいること、この町に、輝の花を毎年待ち望んでいる人たちが少なくないことは書き添えておきたい。

もうひとつ、こう言うことはできるだろう。

輝(ひかり)の花がこんなにもキレイなわけ。それはここが陸前高田だから。