500名以上集まった復興の森づくり植樹祭。この杜づくりにゴールはないそうです。「追悼と鎮魂」の杜と位置づけ、数十年から数百年に渡って杜を育ていきます。
その第一回目の植樹に参加できたことに感謝し、被災者のみなさま一人ひとりを思い植樹します。
<植樹のポイント>
・穴を鉢と同じ深さに掘る
・掘った土は周りに盛っておく
・苗木は十分ほぐし、まっすぐに立てる
・土を少しずつ戻しながら、水を加え苗木と土をなじませる
・残りの土と水を加えながらなじませる
・乾燥や流出防止のためチップで苗木の周りを敷きつめる
あいりちゃんのお花畑づくり
植樹祭が無事に終わり、アイリンブループロジェクトのメンバはあいりちゃんのお花畑に移動。
植樹祭に来なければ出会わなかった方々とひとつのチームとなり完成した植樹エリアにて、記念写真です。
移動した先は、がんばろう石巻の看板のすぐ後ろ、こちらが2020年お花畑となり、様々なお花が咲き誇ります。あいりちゃんのお花畑の周りには、ど根性ひまわりも肩を並べるとのこと。
お花畑の中でお茶を飲めるようなカフェスペースを計画していると実行委員長が話していました。
がんばろう!石巻 看板
2日目の昼食はいしのまき元気いちば!
植樹も無事終わり、2日間お世話になった菅原様と美香さんとお別れ。美香さん報道陣が殺到してインタビューが絶えない中、私たちが帰る姿をインタビューの最中横目でみつけたのか、走ってこられ、お別れをしてくれました。
わたしたちの姿が見えなくなるまで最後まで何度も会釈をしてくれました。
優しさが強さなんだと知ったように思います。語り部を続ける強さ、辛いことと向き合って生きる強さは、未来に起きるかもしれない災害人災から尊い命守るための優しさと強さだと私は思います。
13時過ぎ、植樹が無事終わり、腹ごしらえ。余った時間は先輩がデザインしたおちゃっこクラブの看板を見に行こうとリーダーの提案。
前日によだれをたらしながら(汚くてスミマセン)横目に我慢した、牡蠣の塩焼きそばを食します。
ペスカトーレもシェアしつつ、リーダーにカレーまでいただきお腹いっぱい。
先輩デザイナーが描いたスペインタイル
余った時間を利用して、尊敬する先輩がデザインした飲食店の看板を見に行きます。さすが先輩。デザイナー根性を見せたスペインタイル。ステキです。
何度か、ここに来たけれど、いつもホッとするスポット。おちゃっこクラブ。
うっちーはダイエッターを忘れて、ほやソフトクリームを食べご満足。私とリーダーはアイスコーヒーをいただきました。
この場所も津波の被害に遭った場所です。菅原さんに教えていただいた、「標高ワカール」というアプリではここは16メートル。まさか、ここまで津波がくるなんてという津波の恐怖を感じる場所です。
慰霊碑の前に立ち、3人でお線香をあげ、それぞれ祈ります。
それぞれの思い、「つながり、命、人生」を未来へつなぎたい。
そして、あいりちゃん、またお水をあげにお花畑に行くから。待っててね。