【さあ、これからだ】折り紙のコマを回すチカラ

アバッセたかたのオープニングイベントで、子どもたちに折り紙とかクラフトとかをやってもらうお手伝いをすることになったんだ、としゃべっていると、朝のラジオ体操で知り合ったTさんが「じゃあ、折り紙のコマなんかいいんじゃない」

翌日のラジオ体操の後、さっそく作ってくれた。さらに、「私はいつも行けるわけじゃないから、代わりに教えてあげてね」とレッスンまでしてくれた。アバッセのオープン後、Tさん作のコマは大好評。人が中に入れる大きな万華鏡の中でくるくる回すとすごくキレイ。あんまり楽しいもんだから、ただ回すだけではこと足らず、フライングディスクみたいに投げてみたり、どうなっているのか分解してみたりする子が続出。

オープン数日目には、Tさんのコマはかなり傷んだりバラバラになってしまったりして、まともに回るコマは数個だけに。レッスンを受けたとはいえ、どうしても思い出せないところがあって途方にくれていたら、たまたまアバッセでTさんの旦那さんに会ったので、再レッスンに来てもらうようにお願いしてみた。

すると翌日、Tさんご夫妻は友だちと一緒にアバッセにやって来て、もう一度しっかりコマの折り方を教えてくれたのだった。

アバッセのパブリックスペースの一角で今日もくるくる回るコマ。この折り紙のコマを回す原動力は、子どもたちに楽しんでほしい、陸前高田の未来を担う子どもたちにこの町を好きになってほしいという、明日への思いに他ならない。