4月27日オープンした陸前高田市高田地区の新しい複合商業施設「アバッセたかた」。エントランスを入ったスペースで、アバッセたかたと周辺に開業予定の店舗の商店主らの思いをつづった動画が放映されている。
合い言葉は「アバッセ」にあばっせ!!
ショートバージョンは1分42秒。まずはご覧あれ。
中心市街地リレーメッセージ
2017/04/30 に公開
東日本大震災から6年が経過した、2017年4月27日。大規模なかさ上げ工事を行なっている中心市街地に、待望の複合商業施設「アバッセたかた」がオープンする。中心市街地を盛り上げようと、奮闘している商店主たち。彼らの想いとは。
高田に咲く花々
ロングバージョンは4分27秒。冒頭にはアバッセたかたを率いる伊東孝さん(高田松原商業会初協同組合理事長・伊東文具店)、磐井正篤さん(いわ井)のインタビュー。新しい高田の中心市街地に、まず先頭を切ってスタートしたのが中核施設となるアバッセ。いまはまだ造成が終了したばかりの周辺区画に、これから商店街が形づくられていく。その期待感が、インタビューと商店主たちのメッセージ、そして何より登場する人々の笑顔から伝わってくる。
高田に咲く花々
2017/04/30 に公開
動画を企画したのは、陸前高田で活動するNPO団体などの有志による「チームNPOにぎわい会議」。6年を経てようやく始動する新しい町アバッセを、自分たちにできる形で応援しようと立ち上がった人たちだ。
町は商店だけでは成り立たない。お客さんがいて、市民がいて、商店があってそれらがつながり合って初めて町は形づくられていく。市民と商店、市民と行政、行政と商店などの恊働を進めるかけ橋としてのNPOの働きは、これから真価が問われることになるだろう。
新しい町のスタートに、商店主でも行政でもない人たちが、熱い思いをもって関わってきたことをまずは知っていただきたい。