津波警報発令、多賀城市高崎町の状況

6時前の地震で一時的に退避している多賀城市の高台、高崎町の状況。

8時前には小中高校生が普段と変わらぬ様子で投稿していく姿が見られた。多賀城市が避難勧告を出したのは、子どもたちが登校した後。仙台港で80センチの津波が観測された直後、宮城県の津波注意報が津波警報に引き上げられる。

周辺の小中高等学校はいずれも高台にあるようなので、すぐに津波の危険があるわけではないが、登校してしまった子どもたちの「引き渡し」をどうするのか、非常に心配。

その後、仙台港の津波観測情報が1メートル40センチで上昇中と報じられる。

高台のコンビニに集まってくる人がにわかに増えてくる。駐車場の奥に車を停めた人は車を出すことができない。

コンビニ前の道路は(坂道)は登りの車、下っていく車ともに渋滞。道路に停められた車が渋滞の元になっているところも。

子どもが登校し、親もすでに出勤した家庭も少なくないだろう。

津波注意報の時とは異なり、コンビニの買い物客の中には、水や飲み物を買い込んでいく人も増えている。

上空には津波が来ている仙台湾の様子を取材するメディアだろうか、ヘリコプターも飛び交う。ヘリコプターの振動が地面から伝わってくる。余震かと不安になって建物の柱を触る。明らかにヘリコプターの音と連動する低い振動が地面を揺すっている。ヘリコプターの音が不安を煽るという話を思い出した。

間もなく満潮を迎えるとの情報がテレビやラジオから流されている。大きな被害を招かないことを祈るばかりだ。

11月22日の朝、避難していた場所(多賀城市高崎3丁目)