平成28年熊本地震の影響で九州各地の観光が大きな打撃を受けていると聞きます。今年のゴールデンウイーク明けに、52万泊を越える宿泊の予約がキャンセル(※5月2日時点)されたことが報じられていました。
大型連休以降、観光業が回復することを期待していたものの、今朝も次の熊本日日新聞の記事を目にしました。
被害が大きい地域への観光は復旧作業の妨げになる懸念もありますが、地震の影響がほとんどない地域における旅行者の減少は、震災から立ち直る力やスピードが減少することに加え、復旧・復興へ向けて頑張っている地元の方の希望を奪ってしまわないか心配です。
宿泊者の減少はホテルや旅館等だけでなく、そこへ食材を納入している業者などにも大きな影響を与えることは、今朝の熊本日日新聞の記事だけでなく、東北でも同様のことが起こっていることを伝え聞いたことがあります。被害が大きかった地域が一刻も早く復興するためにも九州全体が元気になってほしいです。
危険性が高かったり、復旧作業の妨げになる場所への観光は別として、そうではない地域への旅行を検討されてみるのもいいかもしれないですね。