新しいデザインのユニフォームで大会に臨んだ加藤学園。
選手たちの頭は全員五厘です。気合入ってます。
チームの最大の目標は『甲子園』。26日、その第1歩を踏み出しました。
この春の大会は夏の大会のシード校を決める大会になっています。
まずはこの地区大会。東部、中部、西部でベスト8まで勝ち上がった8チームが県大会に出場します。24チームで行われる県大会で上位に入った8チームが夏の静岡県大会のシード校になります。この夏の大会の優勝チームが甲子園に出場ということになります。
打者17人の猛攻で一気に13点
初回ノーヒットで1点を奪った加藤学園は1-0で迎えた3回、ラストバッター金沢くんのセンターオーバーのスリーベースヒットを皮切りに打者17人の猛攻で一気に13点を挙げました。大量点を挙げた次の回も加藤学園らしい機動力を活かした攻撃で2点を追加しました。どの選手も大振りすることなく、コンパクトにバットを振っていました。
冬を越して最初の公式戦。キャプテン雨宮くんが引っ張る加藤学園は新チームとしてスタートした昨年秋に比べて一回りも二回りも力がついたという印象です。
キャプテン雨宮くんの好守にわたる抜群の安定感、そして何よりも4番を任されている芹澤くんの急成長が大きいところです。
エース井岡、ノーヒットノーラン達成!
今日の井岡くんは4回終了まで御殿場南の打者12人に対して1人の走者も出さないパーフェクトピッチングを続けていました。
試合は16-0になっていたので(5回10点差コールド)、あとアウト3つで試合終了、完全試合という場面。
しかし井岡くん、先頭打者にストレートのフォアボールを出してしまいました。次の打者にもフォアボールを与えてノーアウト1,2塁。少しコントロールを乱してしまいましたが、後続3人をピシャリと抑えてノーヒットノーラン達成。今日の井岡くんなら、完全試合もできたかなと思うと少し残念ではありますが、まずはチームが勝つことが大事ですからね。井岡くんも今日のピッチングは自信になったでしょう。
井岡くんは昨年秋は制球力に苦しみ、サイドスローにも挑戦しました。結局、オーバースローに戻しましたが、やはり井岡くんは長身を活かしたオーバースローが合っていますね。
チームとしては1つ上の先輩、芳野くん以来の公式戦ノーヒットノーラン達成です。
加藤学園は新チームになってからは井岡くんと今瀬くんの2枚看板でここまでやってきました。今瀬くんはノーランライアンのようなフォームから力強いボールを投げるピッチャーです。今日の井岡くんの活躍をベンチで見ていた今瀬くん。この先加藤学園が勝ち上がっていくには、今瀬くんの力も絶対に必要になります。今日の井岡くんのピッチングを見て、次は俺がという気持ちになったでしょうね。昨年夏の東海大相模の小笠原くん吉田くんのようにお互い刺激しあっていってほしいところです。
次戦勝利で県大会出場決定
次戦は4/2。沼津高専と富岳館の勝者と対戦します。沼津高専野球部は部員が3年生5人、2年生3人の8人しかいません。初戦の沼津城北戦は他の部活の生徒を選手登録して大会に参加したと知り合いから聞きました。そんな状態の中で1回戦は7-0、7回コールドで沼津城北を破りました。1回勝負の高校野球、何が起こるかわかりません。
次戦もカトガクらしい野球で確実に県大会出場を決めたいところです。
[追記]
富岳館 8 - 1 沼津高専
加藤学園の次戦は富岳館に決まりました。
○関連記事
■高校野球
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_______________________________________○野球なんでもNEWS!『かっとばせ!野球部!』 ~We Love 野球!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
過去の甲子園伝説の試合から最近のものまでいろいろ。地方大会は静岡県の大会を中心に書いています。