2016年2月24日 今日の東電プレスリリース

H4,H6エリアタンク周辺観測孔(周辺排水路含む)の状況、タンクパトロール結果

◆最新のパトロール

2月23日のタンクエリアパトロールや汚染水タンク水位計による常時監視において、漏えい等の異常がないことを確認。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年2月24日

H4エリア南放水口・排水路 B排水路ふれあい交差点近傍、2月23日のサンプリングは水がなく採取できず

H4エリア南放水口・排水路 切替C排水路35m盤出口・構内側溝排水放射線モニタ近傍の全ベータが上昇

2月23日に排水路から採取した分析結果のうち、切替C排水路35m盤出口および構内側溝排水放射線モニタ近傍の全β放射能分析結果が、過去の変動範囲内であるものの、前回値(2月22日採取)と比較して上昇していることを確認。

 <切替C排水路35m盤出口>
  2月22日採取 検出限界値未満(検出限界値:11Bq/L)
  2月23日採取 100 Bq/L

 <構内側溝排水放射線モニタ近傍>
  2月22日採取 検出限界値未満(検出限界値:4.2Bq/L)
  2月23日採取 110Bq/L

なお、上記2箇所の上流側に設置されている構内側溝排水放射線モニタの指示値に有意な変動がないこと、および港湾内の分析結果に有意な変動がないことを確認。今後も監視を継続していく。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年2月24日

それぞれの過去最高地は以下のとおり
<切替C排水路35m盤出口>
  120 Bq/L(2014.02.15)

 <構内側溝排水放射線モニタ近傍>
  300 Bq/L(2015.09.12)

「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について (南放水口・排水路)|東京電力 平成28年2月24日」より

発表資料に「構内側溝排水放射線モニタ」の位置は記されていないが、2015年2月26日発表など過去の資料から類推すると「切替C排水路35m盤出口」の近くだと考えられる。

◆H4エリア

その他の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年2月24日

◆H6エリア

◎日報に新規事項の記載なし

1~4号機タービン建屋東側 地下水観測孔No.1-14の全ベータが過去最高値

◎日報に新規事項の記載なし

福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果|東京電力 平成28年2月24日

<過去最高値>地下水観測孔No.1-14
全ベータ:63,000Bq/L(2016.02.23)
 これまでの最高値:60,000Bq/L(2016.02.19)

地下貯水槽

◎日報に新規事項の記載なし

1~3号機放水路

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年2月24日

K排水路

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年2月24日

関連データ(東京電力以外のサイト)