楽寿園の動物たち♪ Vol.2 ~カピバラ~

楽寿園のカピバラさん

地元、静岡県三島市にある楽寿園は皇族の別邸として明治時代に造られ、現在は市が管理している公園です。その楽寿園の一画に動物を飼育している「どうぶつ広場」があります。

どうぶつ広場は一般の動物園と比べると種類、数ともに少ないものの、動物との距離が近く親しみが持てます。そんな楽寿園にいる愛らしい動物たちを数回に分けてご紹介していきます。今日は「カピバラ」です!

カピバラについて

カピバラは南アメリカ東部を中心とした川や湖などの水辺の草原に生息している草食性の動物です。体長はおよそ1~1.3m、体重は最大で50~60kgになります。その体の大きさからは想像もつきませんが、実はネズミの仲間であり、世界最大のげっ歯類なんだそうです!

野生ではオス1頭にメスが複数、そして子供たちなどで10~20頭ほどの群れを作り、朝と日暮れ前に活発的に活動すると言われています。性格は穏やかであまり争うこともないそうです。

写真を見るとわかると思いますが、カピバラの鼻、目、耳は頭部の上の方にほぼ直線上にあります。この体の構造は水の中にいる際、水面から少し顔を出すだけでこれらの重要な器官が水から出るようになっています。さらに4本の足の指の間には水かきがついていて湖や川でも素早く動くことができるなど、水中にも適応した動物なんだそうです。

楽寿園にいるカピバラは、風(ふう)とメイの2頭。いずれも癒し系です。(※動物園のカピバラはみなそうかもしれませんが・・・)

ちなみに「カピバラ」とは南米のインディオ、ツピ族の言葉で「草原の支配者」なんだとか。たしかに堂々とした(のんびりとも言えますが・・・)動きは、器の大きさを感じなくもありません(笑)

ヌボォーとした表情にゆったりとした動きを見ていると、それだけで癒さられるものがあります。慌ただしい日常に疲れた時に会いに来ると心を和ませてくれるかもしれません。

ただ、これは動物園での仮の姿らしく、野生ではウサイン・ボルトよりもはるかに速い、時速50kmものスピードで走ることもできるそうですよ。

みなさんも癒し系「草原の支配者」に会いに、三島市の楽寿園に来てみませんか?♪

<「楽寿園の動物たち♪ Vol.3 ~ポニー~」へ続く>

いい湯だな~♪

三島市立公園・楽寿園

参考WEBサイト

関連WEBサイト

紹介:sKenji