5月15日、箱根で発生した1日ごとの地震数が、過去100日間で最多の「455回」を記録したことを神奈川県温泉地学研究所が発表した。
5月15日の日中には三島市内でも、下から突き上げるような震動があり、防災地震webの強震モニタでは箱根あたりが黄色表示されたが、気象庁の地震情報は発表されなかった。小規模な火山性地震だった可能性がある。また、日没後、箱根方面の空が赤く照らされているように見える時間帯もあった。
公式には、火山噴火の警戒レベルが上がったなどの情報はないものの、気象庁は依然として「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)」が出されている。
あるいは、警戒レベルを3に引き上げると具体的な避難が始まるため、レベル引き上げに慎重になっていることも考えられる。
箱根火山の噴火については、各人が警戒と準備を行ってほしい。