3月8日、高校野球の練習試合が解禁となった。
3月21日(土)から行われるセンバツに出場する静岡高校は8日、三島市の日大御園グランドで茨城県の土浦日大、静岡県沼津市の加藤学園と練習試合を行った。
最近の茨城県は常総学院が圧倒的な強さを誇っているが土浦日大も甲子園出場経験のある強豪校だ。元阪神の工藤一彦投手も同校の出身だ。
沼津の加藤学園も秋季大会では県大会に出場するなど最近の成長は目まぐるしく、今夏静岡県の台風の目になるのではないかと思っている。エース芳野は昨年夏の大会でノーヒットノーランを記録している。
試合結果
静岡高校(静岡)310 207 0 |13
土浦日大(茨城)300 111 0 | 6
※7回コールド
[静]村木、高橋、山本
---------------------------------------------------------加藤学園(静岡)031 100 010 | 6
静岡高校(静岡)015 000 50X |11
[加]芳野、今瀬、山田
[静]村松、松田、古川、三瓶
プロも注目するクリーンアップは絶好調!
以前に静岡高校について紹介したが、今年の静高は圧倒的に『打』のチームだ。
初戦の土浦日大戦、初回いきなり4番の堀内がライトへ本塁打を放つ。
「1打席目に狙っていた」って言うんだからまたすごい。
続いて6回には5番安本がレフトに本塁打を放つ。
試合は7回コールドで終わる。
2試合目の加藤学園戦では、2人に負けじと3番の内山がライトに本塁打を放つ。
3番内山、4番堀内、5番安本はいずれもプロが注目するバッターだ。
秋季東海大会の土岐商戦で3者連続の本塁打を放ったクリーンアップトリオはここでも抜群の存在感を示した。
この日、静高はどちらの試合でも2ケタ安打を記録している。
守備面や投手陣に課題は残したもののセンバツに向けていいスタートを切ったのではないだろうか。
ライバルの県岐阜商の高橋純平くんも飛龍高校との練習試合で1イニングを投げ、自己最速タイの152キロを出した。こちらも仕上がりがよさそうだ。
センバツの組み合わせ抽選会は13日(金)。
秋季東海大会決勝で激闘を繰り広げた2校で甲子園を大いに盛り上げてもらいたい。
■高校野球
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