全線開通から10月6日で半年を迎えた三陸鉄道! 地元紙・三陸日報によると、21年ぶりの上期黒字になる見込みであることが分かりました。やった~!!
全線開通後、とくに夏休みの利用者がグ~ンと増えて8月末までに36万277人もの人たちが三鉄に乗ってくれたそうです。
8月末までの乗車人数は夏休み期間の観光利用が好調に推移するなど36万277人(前年同期比13万1044人増)の大幅増となった。上半期(4~9月)では1993年度以来21年ぶりの経常黒字を確保する見通し。復興のけん引効果が数字で裏付けられた格好だ。
通勤通学の定期券を利用している人も、前の年に比べて1万1699人増えたらしいけれど、まだ沿線は住宅再建の途中だから2010年に比べると半分の水準らしい。
その分を、観光で三陸を訪ねてくれた人たちがカバーしてくれたということですね。岩手日報の記事によると、夏休みにはJR東日本と連携した盛岡―宮古―久慈の相互乗り入れ臨時列車が人気だったとか。「あまちゃん」効果は現在進行中!「震災学習列車」も8月末で139件、5900人もが三鉄に乗って、震災について学んでくれたそうです。
「三陸鉄道21年ぶりの上期黒字!」って、とある会社の業績のニュースというだけではなくて、全国のみなさんが三陸を応援してくれた絆の証なんですね。
なんだかとっても有り難くて、うれしくなってしまいます。三陸を訪ねてきてくれたみなさんが、これからも東北の友だちであってくれますように。
三陸鉄道IWATTEさんのFBから、全線開業した時の記念のムービーもどうぞ♪