初めての東北旅行に遂に行ってきました!!
今回の旅行では主に女川・松島を巡ってきました。当初のプランと大きく変更した部分もありましたが、結果的にとても充実した経験をしてくることができました。
女川・松島共に震災の傷跡がいまだに残されている現実と、その中でも前に進もうとしている人々を見ることができました。
1日目(仙台駅から女川へ)
旅行出発の当日、朝は少し早起きして準備をしました。
新幹線に乗り仙台駅を目指します。息子は新幹線に大はしゃぎです。
新幹線の中では奥さんが「絶対に食べる!!」(新幹線の中で駅弁を食べてこそ本当の旅だ!!と熱弁 (笑))と言っていた駅弁を食べながら、車窓の景色を楽しみながらあっという間に仙台駅に到着しました。
仙台駅からレンタカーを借りるためレンタカー屋さんまで歩きます。
到着時は気持ちの良い快晴でしたが、かなりの暑さでレンタカー屋さんまで歩くだけでも相当汗をかきました。(後々31℃近くあったことがわかりました(汗))
レンタカー屋さんで車を借りた後は一路女川へ。
奥さんは駅弁でおなかが満ちていたかもしれませんが、私は女川の「おかせい」で女川丼を食べるまで我慢する!と勝手に決めていたのです・・・。
おかせいに向かう道中、おかせいで昼食をとった後に寄ろうと思っていた「セラミカ工房」さんに連絡をしてみました。
本当は事前に予約をしておこうと思っていたのですが、当日の息子の機嫌を見て決定しようと思っていたので当日連絡になってしまいました。
連絡をしてみるとやはり当日は予約で埋まっており、翌日でないと厳しいとのことでした。しかしセラミカ工房さんはやっぱり絶対に行きたい!!との奥さんの希望で第一のプラン変更発生です(^ ^;)
でも私は基本、何とかなるさというタイプなので気にしません!!
とりあえずおかせいへ。
「おかせい」に到着し、私は以前会社の方から教えていただいた特選女川丼を注文しました。
ボリューム満点で食べ応え十分でした!!
しかし私はおなかが空いていたのできっちり完食いたしました!
奥さんはイクラが大好きとのことでイクラ丼を注文していました。
「イクラが新鮮だからすごい美味しい!!」と奥さんも完食していました。
息子もお魚大好きなのでいっぱい食べていました!!
「おかせい」でおなかをいっぱいにした後は、この旅行で必ず訪問したいとおもっていた「大川小学校」へ向かいます。
震災により全校生徒の半数以上が亡くなってしまった、震災の傷跡を色濃く残す場所です。
大川小学校の入り口付近に車を停めると、私たちの他にも2,3台の車が先に停めてあり、慰霊に訪れている方々がいらっしゃいました。
私たちも車を降り、学校の敷地内へ歩いていきました。
ニュースや写真で見るよりも、実際に目の当たりにしたその姿に津波の恐ろしさを改めて感じました。それと同時に子供を持つ親として本当に心が痛みました。
慰霊碑の横では、ご遺族の方たちがお花を供えなおしており、失礼ながらもご冥福をお祈りさせていただきたく慰霊碑に手を合わせさせていただきました。
帰り際、ご遺族の方たちが「ありがとうございました。」と声をかけてくださいましたが、返す言葉が見つからず、ただただ頭を下げることしかできませんでした。
車内から学校が見えなくなるまで、何度も見つめながら大川小学校を後にしました。
今日の宿泊の予定地は女川のトレーラーハウス宿泊施設のElfaroです。
女川で宿泊するならぜひここにと決めていた場所でした。想像していた以上に綺麗な施設でとても快適に宿泊できました。
2日目(女川から松島)
今日はセラミカ工房さんでスペインタイル作りの体験を予約している日です。
朝10:00頃に予約していたのでゆっくりとElfaroを後にし、セラミカ工房さんのあるきぼうのかね商店街へ向かいました。
奥さんもとても楽しみにしており、息子と三人で初のスペインタイル作りに挑戦しました。
スペインタイル作りの体験を終えた後は、当初の予定通り奇跡の一本松に行くか女川周辺を巡るか迷いましたが、時間との兼ね合わせ上女川を巡ることにしました。
前日に宿泊したElfaroの近くに駄菓子屋さんがあると事前に情報を得ていたので、駄菓子屋さんに向かうことにしました。
駄菓子屋さんにつくと、駄菓子屋さんはお休み??シャッターがしまっていました。
シャッターに貼り紙がしてあり、よく見ると「我歴stockにいっています」と書いてありました。
我歴stock???
携帯で調べてみると女川の復興イベントとして行われているお祭りのことでした。
「うーん、よし!行ってみよう」と開催されていた女川小学校へシャトルバスで向かいました。
このお祭りは女川の復興を音楽やイベントで盛り上げようということで、いつもスペシャルゲストを招いているそうです。
今年のゲストはなんと「ナオト・インティライミ」さんでした。
「ナオト・インティライミ」さんは以前から復興にいろいろな面で尽力しているそうで、泥かきヘドロかきからガレキ撤去、漁業支援、学校訪問等を行っているそうで二つ返事で今回のイベントに参加したとのことでした。
我が家の息子もいつも車で「ナオト・インティライミ」さんを聞きたいとせがむほど大好きだったので奇跡的なタイミングに大喜びでした!!
復興を盛り上げようとする人々と、頑張って復興を目指している人達が一丸となって作り上げたお祭りに参加することができてとても光栄でした!!
この日の宿泊予定は、松島の「大観荘」というところに宿泊する予定ですので、お祭りを見た後は松島に向かいました。
松島の「大観荘」は、日本三景の松島を一望できる宿で、一面に広がる松島の景色をたっぷりと楽しむことができました。
3日目(松島から仙台駅へ)
いよいよ旅も最終日となりました。
この日は松島観光をしたかったのと、遊覧船に息子をのせて綺麗な景色を見せてあげたかったので、まずは松島を巡ることにしました。
松島の海岸を歩いたり、街並みを見たりしました。
街のお店の中には表の窓に「津波の位置」と紙が貼ってあり、その当時の津波の高さを身の丈と比べて計ることができ、今の綺麗な街並みから想像もつかない津波が押し寄せたときの記録が残されているのを見ることができました。
撮影はNGとのことでしたので写真は撮影していませんが、「ナオト・インティライミ」さんのブログにて画像や記事が掲載されています。