春休みは仮面ライダーの聖地へ

平成ライダー15人と昭和ライダー15人が対戦! どちらが勝つかは投票で決定! すでにクランクアップした本編は、平成勝利と昭和勝利の2種類のエンディングが撮影されていて、投票で選ばれなかった方のフィルムはお蔵入りとか……。

2000年のクウガに始まる平成ライダーが15人になった今だからこそできたライダー映画、公開はいよいよ3月29日からということで、ファンならずともドキドキですが……

映画を観たら仮面ライダーの聖地へ!

仮面ライダーと言ったらもちろん、石ノ森萬画館。

エントランスには「仮面ライダー」の原作者・石ノ森章太郎先生の手のブロンズ像があって、数々の名作を生み出した石ノ森先生の手と握手できるんですよ!

入口左に立つ青い人は地元石巻のヒーロー「シージェッター海斗」。彼のことはまた後ほど……。

こんなところにライダーが

エントランスからミュージアムショップを通って回廊型の順路へ入る手前のベンチにはライダーが! 隣に座ってみたくなります!

萬画の世界を表現した遊び心は館内外の随所に。回廊式の順路も楽しめたり、作画表現について学べたり。2階の展示室に入るまでの間に、石ノ森先生の萬画の世界に引き込まれていきます。

ライダー、ライダー、ライダー!

展示室にはサイボーグ009、仮面ライダー、ロボコンなどなどヒーローがいっぱいですが、今日のところは仮面ライダーを中心にちょっとだけご紹介。(写真は石ノ森萬画館さんのご協力で撮影させていただいたものです)

昭和ライダー世代の人にはたまらない、リアルな仮面ライダー1号

歴代ライダーのマスクがずらり。「こどもたちと大人が世代を超えてライダー談義をしていることがよくあるんですよ」と、萬画館スタッフの大森盛太郎さんがうれしそうに教えてくれた大人気のコーナーです。

そうだ! 君もライダーだ!

そして、2013年のリニューアルオープンで登場した「仮面ライダーに変身!」も超人気コーナー。

プロジェクターで映し出される映像の中で、ライダーに変身してパンチやキックを繰り出すゲームを楽しめます。

3月11日からは「仮面ライダー鎧武」バージョンも新登場!

ここでしか観られない実写版「シージェッター海斗」

シージェッター海斗は石巻の町を元気にするために生まれたヒーローです。石ノ森先生が生前に描かれていたスケッチを元に2004年に誕生しました。
水上バイクに乗り、海と自然と人々の平和を守る姿は、まさに海のライダー。

震災前に萬画館正面に立っていたシージェッター海斗が、奇跡的に離れた場所から発見されたとのエピソードが語り継がれる、復活のシンボルでもあるのです。

平成ライダーを手掛けている制作陣によって制作された迫力満点、アクションキレキレの実写版が、萬画館映像ホールにて毎日上映されています。

感動の「シージェッター海斗」、石ノ森萬画館でどうぞ!

仙台から石巻へは1時間半とちょっとの旅

石ノ森萬画館

宮城県石巻市中瀬2番7号

石ノ森萬画館がある石巻へは仙台経由が便利です。
◆レンタカーなど車利用なら、道路状況にもよりますが三陸自動車道経由で1時間強。
◆仙台駅前からミヤコーバス(宮城交通)のバスを利用すれば、1時間半ほどで石巻駅前に到着です。仙台駅前の乗車場所は駅西口のさくら野百貨店前33番のりばです。

◆JR仙石線は東日本大震災による不通区間をバス代行で運行しています。
仙台から高城町行きの電車で松島海岸駅下車。そこから代行バスで矢本まで。矢本から石巻までは再び列車に乗り継いで、1時間45分ほどで石巻に到着です。
変わりゆく風景を見ながらのバス代行区間の旅。お時間のある方はぜひご乗車を。

石巻駅からはマンガロードを歩いて萬画館へ

石巻駅の改札中には仮面ライダーとサイボーグ009&003&001(わかるかな? 仮面ライダーは1号。サイボーグ戦士はジョーとフランソワーズとイワンだよ)。駅の正面にはサイボーグ003(このフランソワーズの美しいこと!)。そして向かいの市役所前には仮面ライダーV3、といった感じで、石巻の街なかには石ノ森萬画のキャラクター像がいっぱい。

なので、萬画館へはキャラクターめぐりを楽しみながら歩いて行くのがおすすめです。出発前に駅前の「ロマン海遊21」でスタンプ帳(\200)を買うのをお忘れなく。街なかの15カ所のスタンプを全部そろえるとオリジナルの缶バッチがもらえます!

バッチもうれしいけど、街なかを歩くうちにたくさんの人と知り合えていくのがまた楽しいのです。スタンプ押すだけじゃ終わらないいろんな経験があるかも。

宿泊や名所、お薦めのお店などは近日中に改めて紹介ページをアップしますので
お楽しみに。

ではみなさん、ボンヴァーヤージュ、よい旅を!

GWが近づけば、今年も鯉のぼりが萬画館の空に泳ぐことでしょう

ご案内は井上良太でした。