ガテン系のボランティアに女性のワタシが行って、できることってあるの? かえって足手まといにならないかしら、ってみなさんへ。
小田原在住、土居章敏さんのFacebook記事をご紹介します!
山梨県大月ボラセン
3月2日
今日の作業は、昨日除雪した雪の撤去。
雪崩により、あまりにも雪の量が多いため、
お宅の敷地内に置かせてもらったはいいけと、
それが、邪魔になったり、圧迫感を与えていた。
今日の作業の、特筆点は、一人の女性の作業。
裏の除雪完了した場所に残った細かい瓦礫を含む雪を綺麗に片付けてくれていた。
ガテン系の搬出作業。そのなかで、自分が出来る事を自ら見つけての作業。
勿論、リーダーとして、ちゃんと把握してあえて、そのままにしておいた。
「一応完了したけど、ほんとは、OK 出したくないんだけどね」と、言った言葉。
それに反応してくれたらしい。
女性の方は、力がないからとかで敬遠しがちだけど、細かい、女性ならではの気付きの作業が大事なんだよね。
だから、各チームには、必ず女性を入れてほしいんだよね。
ま、特に若い女の子がいると、男性陣が頑張って作業がはかどるってのもあるけどね(笑)
土曜日に大月市の除雪ボランティアに会社の人たちと参加した時にも、十数人のチームの中に若い女性の姿があった。
誰かと一緒にではなく、彼女ひとりで参加したとのことだった。
「あんまりお役に立ってないみたいで申し訳ないんですけど」
なんて言っていたけど、とんでもない!
文化財級の古民家に暮らしている依頼者のおばあさんと玄関先でお茶したり、庭を一緒に歩いたりしながら、どんなところが困っているのか、どうしてほしいのか、お喋りの中で本当のニーズをしっかり聞き出してくれていた。
ガテン系の力仕事なんて、男どもに任せとけばいい。放っといても彼らはガツンガツン働いでくれる。だけど、「申し訳ない」という気持ちが先に立って、つい遠慮しがちな依頼者さん、とくに高齢の方から、「ほんとはね」を聞き出すようなデリケートな仕事に関しては、彼女たちの右に出る者はいない。
日曜日の作業での細やかな心づかいも、きっと女性ならではものだったのだろう。
土曜日に土居さんが話していたのを聞いて、さらに日曜日のことをFacebookで読んで「なるほど!」 と思った。
単独でボランティアに参加した彼女たちにに「いいね!」を送りたくなった。
求む、女子力! ご遠慮無用! ということで、よろしくお願いいたします。
写真と構成●井上良太
※除雪作業の様子は土居さんのFacebookに詳しく掲載されています。ぜひ!