見えない巨大な敵にションベンかけてやりたかった。

大船渡の新沼暁之さんが、2012年10月4日に書いたFacebookを自ら再シェアした。
ぼくはその記事をさらにネットでシェアする。Facebookでつながっていないたくさんの人たちに知ってもらうためだ。

新沼 暁之さんが写真をシェアしました。
忘れない311。
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2012.10.4の記事の再シェアです。

なんでもカンデモ
蓋して…。
マエに進むことなんて
できねぇよ。。
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引用元:新沼暁之さん | Facebook

俺はあの日福島にいた。






見えない巨大な敵にションベンかけてやりたかった。



色もねえ。
臭いもねえ。
形も…

そんなもんに
愛する日本が震えていた。


専門家に聞きゃぁ
福島を捨てろという。。

日本の中枢を支えてきた
福島を。

涙を堪え、文句せず
支えてきた東北人を。



心臓が震えた。。



何かせずに居られなかった。



俺達は北の空の下で
海に泣かされた。


少し南の福島は
海だけではなく
臭いもしねぇ
訳のわかんねぇもんに
泣かされ

苦しめられてる。


国も逃げた。
電気屋も逃げた。。



除染作業などと
高額な作業が
あった。


確かに家を除染すれば
本当に線量が下がった。


色んな土地から
ヤカラがやってきて、
適当に除染する。


国がバラ蒔く
訳のわかんねぇ銭を
手に入れる為に。

適当にするから
線量なんか下がるわけねぇ。


許せなかった。


ちゃんとすれば住めるのに…。


俺には
福島の気持ちがわかった。

闘おうとする
福島の気持ちがわかった。。


俺が逆の立場だったら…。
…そんな事も考えた。


そりゃ小さな子供や
未来ある若者が居たら、
「馬鹿野郎‼、出て行け!」と言うけど、俺は同じように残る。

出ていかせたあの子達が
いつか
帰って来れる場所を創る為に。


ただでさえ
訳のわかんねぇもんに
染る福島。

仕事を無くした侍達は
国のばら撒きに
死にもの狂いで食らいつき、
未来の為にと
祖住地を護り…創る為に
我を犠牲にし、
更に線量の濃い他人の
祖住地まで除染する。


一緒に作業したおっさんは言ってた。
とある一軒家を除染する時に「この家の家主は俺の嫌いなヤツだ。昔から嫌いだったが爆発で一番先に逃げやがった。
けれどもこの家を掃除しないと先に進めない。
綺麗にしときゃぁコイツもいつか帰ってくるだろ…」なんて
防塵マスクもしねぇで、
思いっきりタバコ吸ってた。

かっこよかったな…おっさん。

悲惨な現場だから…
悲しくなるから…と、
おっさんは名前も教えてくれなかった。。


かっこよかった。

「福島の電気使ったヤツが
一泊2日で1人ずつ、福島で作業をしたならば誰も被曝しないんだぜ。
福島はまた住める。」
「なんでこんな掃除を…
また俺達東北人が泣きみなきゃいけねぇんだろな…」おっさん震えてた。

悔しいんだろな。。

ずっと毎日…きっと今日も
訳のわかんねぇもんを浴びてる福島の気持ちを
俺なんかがわかるはずもない。


俺は得た銭を抱いて
我が被災地へ戻り
福島銭を使い、小さな反抗心で
太陽光で点く街灯をプレゼントした。。


本当はな。


気持ちはあの建物のそばに
第六まで太陽光の発電所を
作りたい気分だった。


おっさんどうしてるかな…


おっさん
街灯の約束は果たしたぞ。


おっさん
褒めてくれよ。




おっさん。





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引用元:新沼暁之さん | Facebook

タイペックがまるで特攻服みたいに見えるだろ。
このおっさん、戦っているんだ。命をかけて真剣に。

前へ。
マエヘ! マエヘ!

おれたちだって。