沖縄の玄関、瀬長島
那覇空港の滑走路の先。まさに沖縄の玄関とも言える瀬長島。穏やかに吹く海風に広がる青空はまさに沖縄の入口にふさわしい印象があります。 島全体が沖縄県民の公園として機能しており、島内には野球場が4つも。これだけあれば、勝てば勝ったで面倒な移動も少なく、休日だけでも多くの試合が消化できそう(?)。野球をしている人からすればありがたい存在かも知れません。日中は多くのチームがここに集って野球を楽しみます。
さて、観光客向けの楽しみかたとしては飛行機見学なんかが良いでしょう。県内ではほかに下地島がありますが、飛んでいる飛行機を間近で見れる機会なんて実はそうそうないはず!!すれすれの高さを飛ぶ飛行機を楽しみに訪れてみるのも良いかも知れません。 また、海に面した広場へ差し込む西日も、“うちなーたいむ”をより一層味わい深いものにしてくれます。さらにそこからの夜景がまた彩鮮やか!この景色、誰と見たいですか??
瀬長島の見どころ
島を遊ぶ
豊見城市立瀬長島野球場(豊見城市コミュニティースポーツ広場)
海のそばに4面のグラウンドが並ぶ野球場。沖縄の海の横で通年野球が楽しめます。ひとつのグラウンドで1日3~4試合消化することを思えば、4面で10試合以上消化できることになります。1日に200人前後がこのグラウンドでプレーすることになる計算。沖縄の野球人にとっては定番の場所と言えそうです。
三角点の高台
標高33mながら、瀬長島でもっとも高い場所。空港や海が一望できる景色は、昼夜問わずカップルに人気だそう。自然も美しいですが、空港や那覇の港町が照らす光の夜景も見ごたえたっぷりで、写真だけでも見入ってしまいます。
瀬長グスク跡
戦前は今と違う雰囲気を持っていた瀬長島。特に琉球時代は瀬長島にも城があり、瀬長按司が支配していたと言われています。昔の権力者も景色の良い場所を選びたくなったのでしょうか。瀬長島は、米軍統治時代を経て雰囲気も変わりました。しかし現在でも、当時の面影を残す城壁の名残などがいくつか見られます。
子宝岩石碑
戦前の瀬長島には子宝岩と呼ばれる石がありました。この岩には上下に穴があり、上の穴に石を入れると男の子、下の穴に石を入れると女の子を授かるという言われから、願掛けの対象として親しまれてきたとか。人々は子宝祈願として岩に向かって石を投げたそうです。ただ、米軍統治時代に道路建設の一環で岩は壊されてしまいました。今はその当時を伝える石碑が建てられています。
瀬長島の情報あれこれ
【名 称】瀬長島(せながじま)
【所在地】
(地図)
【面 積】0.18㎢
【周 囲】
1.8km
遊 び
海水浴、潮干狩り、ウインドサーフィン、キャンプ、野球、空港見学
瀬長島へのアクセス
バスを利用する
那覇方面より
那覇バスターミナル~(約20分)~具志営業所~(徒歩5分)~瀬長島
(島プロフ一覧)