礼文島 - 日本最北、花とトレッキングと愛とロマンの島(北海道)

日本最北、花とロマンをお届け

 日本最北の島でありながら、印象としては割と情熱的な島(笑)。何せ、島を訪れたなら最も外せないのが、礼文ならではの高山植物や花々を眺めながらのトレッキング。短いコースで4時間、長ければ丸一日、歩いて歩いて歩きつくすのが一番の遊び方と断言します。 「でも、シンドイんじゃないの?」・・・なんて声も聞こえてきそうですね。確かにラクではありません。ですが、険しい崖はありませんし、山ほどの急な起伏もありません。なだらかな島をのんびり歩くにもってこい!です。

 だからこそ、旅人同士、誰かと仲良くなって一緒に遊ぶのも礼文流。長い距離を歩くのに、複数人で過ごすのはなんとも心強いものです。そうこうしていると次第に仲も深まって、友情や愛情が育っていくかも??

礼文島の見どころ

愛とロマンの8時間コース

礼文島を最も堪能できるトレッキングコース。高緯度に位置する日本最北の島であることから、本州では2000m級の山々でしか見られないような高山植物が堪能できます。その恵まれた風土から、つけられた異名「花の島」。稜線から海まで一望できる味わい深いコースです!ガイド付きで歩くもよし、自分たちで歩くもよし。宿泊する宿によってはツアーを組んでくれることも。※桃岩荘YH「愛とロマンの8時間コース」

レブンアツモリソウ

礼文島の固有種で世界的に貴重な花。その形が平良の敦盛の背負った母衣に似ていることから、アツモリソウと呼ばれています。一時は絶滅の危機に瀕していましたが、研究と努力の結果、島内北部の群生地が保護区に指定され、守られています。しかし、その保護が非常に難しいのも特徴。発芽率が低く、開花まで7~10年かかるほど成長も遅い花であり、寿命もわかっていません。見ごろは5月下旬~6月中旬ごろ。島内の高山植物園などでも見ることが出来ます。見ての通り、島のゆるキャラ「あつもん」はこのレブンアツモリソウがモデル。

昆布干し

収穫された昆布が干場に並べられます。あっさりした出汁が特長の昆布(利尻昆布)は、なかなかの高級品。京都の懐石料理などにも用いられ、各家庭ではとろろ昆布や湯豆腐に化ける上品な昆布なのです。一見落ちているように見えますが、拾って帰るのは禁止です。たまに海岸沿いに打ち上げられているものもあります・・・。 

礼文滝 (地図)

地蔵岩の北側にあります。岩と岩の間から滑るように流れ落ちる滝は情緒たっぷり。涼しげな様子にマイナスイオンを感じずにはいられない!?礼文林道コースから入ることが出来ます。

礼文島の情報あれこれ

【名 称】礼文島(れぶんとう)

【所在地】

(地図)

【面 積】81.33㎢

【周 囲】

72.0km

遊 び

トレッキング、クルージング、うに殻むき体験、ナイトハイク、磯釣り、舟釣り、キャンプ、ウィンドサーフィン、ジェットスキー、グランドゴルフ、クロスカントリースキーなど

食べる

うに、ほっけ、たら

郷土料理

うに丼、たらの三平汁

変わりモノ

昆布ソフトクリーム、トドの缶詰、礼文島こんぶ焼酎、桃岩荘ユースホステル

お土産に

あつもんグッズ、穴あき貝

マスコット

うた

、天国に一番近い島、さらば礼文島、想い出の礼文、レブン

島内のルール

礼文島へのアクセス

フェリーを利用

稚内より

稚内~(2時間5分)~礼文島・香深港

利尻島より

利尻~(40分)~礼文島・香深港

稚内までは【空路】、【JR】、【バス】

(島プロフ一覧)