【連続リレー小説】「憂い」01

この小説のご使用方法この小説は多人数で書かれています。

1話書いたら、次の人がその内容を引き継いで次の話を作ります。次の人は前の内容に矛盾のしないように書かなければなりません。

その様がリレーのように見えるので、連続リレー小説と呼ぶことにしました。

またもう一つ、タグに設定されている言葉を必ず文中で使うというルールを設定しました。どこに使われているか探してみてください。

もくじはこちら

世の中、何を信じていいのかわからない。この世は嘘偽りだらけである。

  この前バファリンの優しさは実は胃を整える成分だと聞いた。なんでも頭痛の鎮痛成分は刺激が強すぎて胃に負担がかかるそうだ。そこで胃に負担を掛けない成分が加えられたというわけらしい。それはいい。

アセチルサリチル酸330mg ダイバッファーHT(合成ヒドロタルサイト)100mg アセチルサリチル酸。これがいわゆる頭痛薬に該当する成分らしい。なんか少女アニメの魔法の台詞みたいだ。そしてダイバッファーHT。これが胃にやさしい成分だという。計算するとこの成分は全体の23%しかない。残りの27%はどこに行ったんだ。

  世の中、何を信じていいのかわからない。この世は嘘偽りだらけである。

 防災ずきん。こいつもそうだ。防災とうたっていながらあの薄さ。どう考えても足りてない。災いを防ぐ要素が足りてない。防災ずきんについて調べてみると「火災にも対応できるよう難燃繊維などを使い・・・」なんて書いてある。どう考えても順番がおかしい。大体火災ってのは建物が燃えてんだよ。建物が崩れ始めても「これ防火だから(ドヤ顔)」みたいなこと、呑気に言えんのか。意味が分からない。そもそも火災時、頭だけ守ってどうするんだ。身体だけ焼けて頭だけ守られて何がしたいのか分からない。それだったら最初からヘルメット被っておけば幾分マシだろうに。

  世の中、何を信じていいのかわからない。この世は嘘偽りだらけである。

  耐震用の滑り止めみたいなやつ。耐震マットっていうやつ。あれも意味がないとは言わないが、結局大きな地震の前ではたんすも食器棚も転倒するらしい。昨今の自身でも、下は固定されていたが、結局真ん中が折れたりしたそうだ。小型のテレビとかパソコン程度なら転倒防止になっても命まで守る代物ではない。でもテレビ通販はは「これさえあれば安心ね」みたいなこと言ってた。何がだよ。その程度ならもう生ハムでも敷いておけば大丈夫とさえ思う。

  世の中、何を信じていいのかわからない。この世は嘘偽りだらけである。