貸し農園で始める野菜作り(15)

食育を目的として始めた、貸し農園による家庭菜園。玉ねぎを11月に植え終えて、その後12月~1月といった冬のシーズンはあまり作業を行いませんでした。玉ねぎやにんにく、空豆など冬を越す野菜への肥料追加、大きくなった白菜やキャベツの収穫程度で、それ以外は放置ぎみです…。

それでも、共同で使っている貸し農園をきれいに保つためには、畑周りの通路に生えている雑草抜き、収穫後の片付けなど、細かい作業が発生するのですが、こちらは妻が担当しています。

一方自分はというと、土作り、肥料散布、防虫ネット張り、防寒対策などを担当。
そして、収穫は子ども担当です。
特に話し合って決めたわけではなく、暗黙のうちにこのような分担になりました。

冬の時期は、霜が降りる日もあるため、防寒対策をするに越したことはないのですがさぼり中…。畑の所々にズボラな性格が出てしまっています。

2月に植える野菜

今月に入っても寒さは衰えることなく、体感的には引き続き真冬並みですが、畑の作業的には春がやって来たという感覚です。

これから3月にかけては、春に育つ様々な野菜を植えていくのですが、そのトップバッターとして計画しているのが、じゃがいも。

2月の下旬には種芋を植えるため、それまでに下準備が必要。他の野菜と同じく、まず植える前には土作りを行います。

小松菜の後作として植えることにし、さっそく土に牛ふん(堆肥)を混ぜて耕すのですが、じゃがいもに対して窒素の供給過多はあまりよろしくありません。

含有率が1.04%と牛ふん自体、それほど多く含んでいるわけではないですが、ついつい撒きすぎてしまうことも。正確に重さを量らないものの、畝に対してスコップ何杯分といった形で調整しています。また酸度調整のための苦土石灰も他の野菜よりは少なめに散布。

種植えまで時間があるので今回はここまでとします。土と馴染むまで放置です。

続いて種芋の準備。家庭菜園における時間のうち、最も楽しいのは収穫の時。ではなく、自分の場合はこの種(または苗)を選ぶ時間です。

じゃがいもは男爵、メークインという品種がよく知られていますが、実はこの数がなかなか多い。

ここで紹介されている品種に加えて、さらに秋植えのじゃがいも(通称:秋じゃが) にも別の品種があります。豊富なため、決めるまでに時間がかかりましたが、今回初めて植えようと思っているのがインカのめざめという品種。

比較的知られているものだと思いますが、いろいろと特徴があるようです。

インカのめざめ
ジャガイモの原産地アンデス地方で珍重されていた小粒種を北海道の栽培条件にあうように改良した品種。小粒種で皮は黄色。果肉色はオレンジに近い濃い黄色。濃い果肉色はカロテンの多さを示し、含有量はキタアカリの約7倍。栗やナッツに似た独特の風味が特徴で、煮崩れが少ないので煮物に適しています。油脂との相性がよく、洋風の料理がおすすめです。

引用元:品種マップでじゃがいもの種類をご紹介♪|じゃがいもDiary|カルビー

すみません、洋風料理と聞くと、残念ながら頭の中にはコロッケしかありません…。(いや、それだと潰すし…)これを機にインカのめざめが持つポテンシャルを最大限に引き出すような食べ方を模索したいと思います。

普段口にしている食べ物の原材料を育てる

種芋を探しにホームセンターへ行ったところ、ポテチの袋が園芸売場に置かれていました。よく見ると違うようです。

「未来を担う次世代の子どもたちに、じゃがいもや土に触れる機会をつくりたい」という両社の想いから開発がスタートしました。約3年の開発期間を経て、このたび商品を発売する運びとなりました。じゃがいも栽培体験を通じて、自然の恵みを育む楽しさと大切さをお届けする商品です。「ポテトバッグ」には初期生育に必要な元肥もすでに配合されているため、種芋の「ぽろしり」をそのまま植えて水やりをするだけで初心者でも簡単にじゃがいも栽培がスタートできます。

引用元:ニュースリリース 『袋で育てるじゃがいもの土 ポテトバッグ』 | カルビー株式会社

写真は撮れなかったのですが、袋の大きさは“お米の10kgほど”ということで、苗や小さな袋に入った種といった園芸資材の中に入ると圧倒的な存在感。

パッケージの秀逸さや土のこだわりなどから、自分も「やってみたい!」と思いましたが、今回は我慢し、畑で育てるじゃがいもに専念します。

スーパーやコンビニ等どこでも購入できるようなお菓子とその原材料の栽培を商品として直接つなげるというのは今までありそうでなかったことだと思いました。もとになっている野菜の育て方を身近に感じられると、ポテトチップスがより一層おいしく食べられそうです。

植え付けの前に「芽出し」中の種芋