家飲み充実大作戦2 ~夏の冷たいお酒~

あまりにも暑かった今年の夏は冷たいお酒ばかり飲んでいました。歳なのかビールはあまり飲めなくなったので「ほどほど炭酸」なお酒を自分で作っていました。

そんな時の代表格的なお酒が「ジントニック」だと思います。前回は写真がなかったですね、はい改めてこちらです。

レモンの位置がかっこわるい

わたしの場合、まずロックアイスをグラス半分弱の高さまで。そこにジンを測って60mlぐらい入れます。そのあとトニックウォーターはグラスに合わせて適当に、といっても氷がもう入っていますから、トニックウォーターは120~150mlぐらいでしょうか。

ジントニックはシーズンを問わず大好き。かといって「おかわり!」という感じの飲み物ではありません。でももうちょっと炭酸系を飲みたい…ということでことし知ったお酒がこちらです。

レブヒート

見た目変わらないですね(^_^;)

きっかけは家に余っていたシェリー酒を使って何か涼しげなお酒はできないかな、と考えたことでした。

調べてみてとてもおいしそうだったのがこちらの「レブヒート」。シェリー酒を炭酸飲料で割ったもので、スペインでお祭りのときに飲むものだそうです。

シェリー酒ってなに?

シェリー酒とは、スペインのアンダルシア地方で作られている酒精強化ワインのこと。

酒精強化、つまり醸造段階で強いお酒を足し度数を高めて作られたシェリー酒は、土や品種、アルコール度数、味わい、醸造方法などによっていくつかに分類されます。香りも色合いも甘さも辛さもいろいろあります。

本場のレブヒートには辛口の「マンサニーリャ(「マンサニージャ」ともいう)」を使いますが、同じ辛口の「フィノ」でも構わないと思います。日本の酒屋さんでもよく見かける世界的に有名なシェリー酒の銘柄「ティオペペ」もこの「フィノ」に分類されます。

割るのは「7up」!?

作り方は辛口のシェリー酒を炭酸飲料とまぜるだけ。レブヒートにおいて定番とされている炭酸飲料はなんとあの「7up」だそうですが、むかしと違って近所ではあまり見かけません。

あと「スプライトでもいい」という記事もいくつか見かけました。でもわが家ではジントニック用に箱買いしているトニックウォーターを使います。「ほんのり柑橘系の香りと甘みがついた炭酸水ならいいだろう」的なことで。

「シェリー酒:炭酸飲料」の比率は「1:1」でも「1:2」でもいいと思います。ていうか、結局ざっくり

「辛口のシェリー酒と炭酸飲料を混ぜて、柑橘浮かべな!」

です。

ゴクゴク飲めてやばい

シェリー酒は現地のレシピにならってマンサニーリャにしました。代表的銘柄「イダルゴ・ラ・ヒターナ」をネット通販でゲット。それといつものトニックウォーターを使います。

バーへ行くと材料そのまんま「シェリートニック」というメニューがあります。厳密にいうとレブヒートとは別物なのかな…調べた限りでは大きな違いは感じなかったので

「スペイン料理店で頼むもの、自分で作るものがレブヒート」

と勝手に定義しました。とにかく今年のような暑い夏には最高すぎるお酒で、夏休み中は昼間にも飲んでいました。

ただし…シェリーだとジンより度数が弱い分たくさん注ぎがち。そのぶん炭酸も弱まるのでゴクゴク飲みやすくてさあたいへん。

2杯も3杯も作っちゃうからシェリーの減りが早く「コスパは良くない」ことに気づきました。お祭り気分の日だけにしなきゃ…。

自分好みに作れるのがいい

香りと甘み、苦みもほんのりあるトニックウォーターを使うことで

・アルコール強い / 強くない
・甘い / 甘くない
・炭酸強め / 弱め

などすべてが自分の好みに合わせて自由自在。超おすすめです。

ワイン、ウイスキー、ウォッカ、テキーラ、ラム酒などなど「強くて飲めないけど香りは好きかも」と思うお酒があったら「とりあえず割ってみる」のも面白いと思います。

レブヒート昼バージョン。この時はオレンジを使ってます