【DIY】 ビニールハウスを作ろう! Part6

ビニールハウス作りの第6弾です。

前回までは大工の義父の作業場で、ハウスの壁と屋根のパーツ作成まで行いました。これからは自宅での作業となります。

レッツ、エンジョイDIY!

5日目

始めにハウス作りの工程のおさらいです。

1.義父の作業場で木材から壁、屋根のパーツを作成
2.自宅の庭に基礎を作成
3.基礎の上に床を作成
4.壁、屋根パーツの組み立て
5.ビニールシートの貼り付け
6.その上にクリアポリカ(波板)の貼り付け
7.鉢などを置く棚の制作
8.ライトの取り付け
9.南国フルーツの鉢植えの設置

今回は、「2.自宅の庭に基礎を作成」を行っていきます!

基礎をつくろう

基礎作りというと、大掛かりな割に地味な印象を受けますが、この工程で手を抜くとその後の工程全体に悪影響を及ぼすため、しっかりと行っていく必要があります。

以前、スタードーム制作の計画を立てた際、我が家の庭に傾斜があることをお伝えしました。そのままではハウスが傾いてしまうため、地面の高低差を無くし、平らにする必要があります。

結構な傾斜です。

基礎作りを始める前に、まずはハウスを建てる位置を決めます。

芝生部分にピッタリ収まりました!

上記の写真の通り、基礎にはブロックを使うことにしました。ブロックを使うメリットは、材料が安価なこと、土地に定着しないため固定資産税が課税されないこと、地面と床の間に隙間を作ることで床材が痛みにくくなることです。

ちなみにハウス内に一本生えているのは、ジューンベリーの木です。ハウスを設置するにあたり移転を考えましたが、この時期は根が活発に働いており、木が成長している時期なので動かさない方がいいようです。秋頃、根の活動が止まり休閑期に入ってから移動させることにしました。

さて、ハウス設置位置も決まったところで、いよいよ基礎作りを始めます。

水平をとろう

先ほどご紹介したとおり、我が家の庭はかなりの傾斜があります。ハウスを水平に建てるためには、どうすればいいでしょうか。こちらについては、事前に会社のDIYの先輩から水平をとる方法を教えてもらいました。

A. 水盛りで水平をとる
B. 水平器で水平をとる

今回はB. の水平器を使って作業を進めていきます!水平器は100均で買えるものから、高価なレーザー水平器まで色々あるようです。興味のある方は、A. の水盛りについてもぜひ調べてみてください。自然の原理をうまく利用していてとても面白いです。

まずは、先ほど位置決めで仮置きしたブロックをどかして、地面をつるはしで掘っていきます。

ここでも、義父が最初に手本を見せてくれました。
息子がきれいにめくれた芝生を手に取り観察。何かいたかな?
こんな感じに2か所掘ります。我が家は土が粘土質なので掘るのが大変です(汗)。

掘ったそれぞれの穴に、ブロックをはめ込み、基礎となる木材を乗せます。その木材の上に水平器を乗せます。

こちらが今回使用した水平器。気泡が両線の内側に収まっている状態が水平。ちょっとズレてます。

水平が合うまで、木材とブロックをどかし、高い方の穴の土を掘り、低い方の穴に入れ、ブロックと木材を設置して水平をとる作業を繰り返します。気の遠くなる作業ですが、ハウス完成を楽しみにしている息子のためにも頑張ります!

最終的な微調整は、こうやって砂を入れるとやり易いです。
あとちょっと!
基礎完成!息子はハウスとまったく無関係なところを掘り始めました(汗)

今回は、ハウスの基礎部分の作成を行いましたが、ほぼ丸一日がかりの作業となりました(腰が痛い!)。

実は水平を取りながら一周したとき、最後のブロックと最初のブロックとで高さが違ってしまい、そこからまた微調整を繰り返しました(今思えば、軽くて長い板を使って、常に最初のブロックと水平を取っていけば良かったのかもしれません・・・)。

最終的には、数ミリ単位で誤差はあるかもしれませんが、ほぼ水平を出すことが出来たのではないかと思います。もしかしたら高価なレーザー水平器を使えば、一発で完璧に水平を取れるのかもしれませんが、DIYの限界ということで今回は目を瞑って先に進めることにします!

基礎が完成したので、次回は床貼りにチャレンジです!

レッツ、エンジョイDIY!

おまけ(フルーツの王様がやってきた)

昨年のクリスマス、息子がサンタさんにお願いしたフルーツの王様「ドリアン」。

クリスマスには、「ドリアンの本」をもらいました。あれから半年、遅ればせながら、サンタさんが念願の「ドリアン」を届けてくれました。あまりに強烈な臭いに息子は一口だけ口にして食べるのを断念してしまいましたが、ハウスで育てるためしっかりと種を取り出していました。芽が出るといいなぁ。