体験から学ぶ ~磯遊びをしよう!~

長男からのリクエストがあり、御前崎の海岸へ遊びに行ってきました。
白羽海岸近くは、干潮時には岩場が出現し様々な生き物を見ることができます。

白羽海岸近くに市営の駐車場があります。トイレと洗い場がありました。すぐ目の前に岩場が広がっています。

この日は午前10時47分が干潮時間でした。干潮時間は1日1日大きく時間が変わるため、磯遊びに行くときは、事前に時間を調べておくことをおススメします。

岩場の生き物たち

岩場に出るや否や、「わー!みてー!わかめーっ!!!」と真っ先に海藻に食いつく植物好きの長男。

謎の海藻を手にご満悦な長男

岩場のほんの小さな水たまりにイソギンチャクもいました。じっと見ていると、触手が動いているのが確認できました。イソギンチャクはもっと深い海の中にいるイメージでしたが、こんな浅瀬にいるとは驚きです。

インターネットを調べてみると、イソギンチャクの中には触手に毒を持っているものもあるようです。綺麗だからと言って、うかつに触るのは危険です。

海の岩場に一番たくさん見られた生物は、カニやヤドカリでした。一歩足を踏み出すごとに、周りのカニやヤドカリが一斉に穴の中に隠れる様子は可愛くて癒されます。岩場に生息するカニは、サワガニのような赤い色のカニではなく、岩と同じような地味な色のカニしかいなかったのが印象的でした。

子供たちに人気のカニ
アメフラシもいました(岩とほとんど区別がつきません・・・)。

なんと妻がタコを見つけました。石の隙間から綺麗な赤い貝殻がのぞいていると思って、手を伸ばしたらニュルっと石の下に隠れたようです。石をどかしたら、タコが隠れていたようです。

弱っていて可哀そうだったので、長男が海に逃がしてあげました。

何となく、「助けてくれてありがとう~」と言ってくれているような気がします(笑)

磯遊び後は近くの市場へ

磯遊びを十分に満喫した後は、車で5分ほどの場所にある「なぶら市場」に行きました。こちらでは、御前崎港で水揚げされた豊富な海産物を入手することができます。ちなみに「なぶら」とは、漁師の言葉で、「かつおなどの魚の群れ」のことを言うのだそうです。

市場の入り口に巨大なかつおのオブジェがあり、長男が興奮していました。最初にこのオブジェを見たとき、長男は背びれの形を見てマグロではないことは分かったようですが、カツオだとは分からなかったようです。

市場に入り、色々なお店に並ぶカツオを見てしっかり特徴を覚えたのか、帰るときには「なんだー、カツオだったのかー」とオブジェを前に呟いていました。

活きた経験から学ぶことの大切さ

今回の磯遊び体験を通して、長男には新しい発見がいくつもあったようです。

「海の水が温かいところと、冷たいところがあった。」
「岩から海藻が生えてた。」
「小さい穴がいっぱい空いた石がたくさんあった。」
「貝殻の中に何かいた。」

このような学びは、図鑑からは得ることができません。実際にその場に行って、五感をフルに活用して得られるものです。磯の香り、波の音、岩の感触、海水の味、色とりどりの生き物、実際に経験しなければこのような発見もありません。

実体験だからこそ、一生忘れることのない知識となり、そこから新しい世界が広がっていきます。磯遊びを通して、活きた経験から学ぶことの大切さを実感することができました。

また、今までは「生き物を捕まえたい」「うちに連れて帰りたい」と言っていた長男ですが、今回は「どんな生き物がいるのか見たい」「生き物を観察したい」と純粋に生き物たちとの触れ合いを楽しんでいるようでした。タコを見つけたときも捕まえようとはせず、

「可哀そうだから逃がしてあげよう。」
「ママ、ほかの人に捕まえられないように見張ってて。」

と、言っていました。カニがいても観察するだけで、手にとったのは海藻と貝殻と石だけでした。長男の遊んでいる姿、生き物に対する接し方を見て、自然といのちを尊厳していることに気がつきました。

ちなみに長女はと言うと、ひたすら綺麗な貝殻を拾っていました。兄弟それぞれ性格が違い、見ていてとても楽しかったです。