これまで植物大好きな息子の話題を、何回かぽたるに記事をアップしてきました。
植物の中でも、キノコとタケノコが特に大好きな息子ですが、以前から南国フルーツにも興味を持っています。
とても色鮮やかで独特の形状をしている南国フルーツは息子にとって刺激的で興味津々。スーパーに行くと、まずフルーツコーナーでマンゴーなどの南国フルーツをチェックしています。
そんな息子は、南国フルーツを食べて終わりではありません。必ず種を取り出し、栽培を始めます。
マンゴーの種から初めて芽が出たとき、食いしん坊な息子は「これでマンゴーが食べ放題だね!」と、目を輝かせながら話していました。
それから現在まで、マンゴーは2年ほどかけて鉢植え栽培を続けていますが、冬でも温暖な静岡でも南国と比べるとやはり寒いため、秋から春にかけて葉っぱが落ちてしまい、なかなか成長しません。
また寒暖差の激しい季節には、温かい日中に外に出し、冷え込む夜に家の中にしまうのを繰り返すのも管理が大変です。
息子の夢を叶えるためにも、ビニールハウス栽培をしよう!と突然思い立ちました。
栽培品種は?
我が家で現在栽培している南国フルーツは下記の3種です。
・マンゴー(国産マンゴー、アップルマンゴー)
・ジャボチカバ
・ドラゴンフルーツ
フルーツではありませんが、コーヒー(芽が出るのは1か月後)も栽培予定です。
ビニールハウスはオシャレなスタードームで!
もともと物作りが大の苦手な自分ですが、DIY好きな会社仲間たちの奨めもあり、初めてのDIYに挑戦することにしました!制作するビニールハウスは、毎日息子が観察をしたり水やりをするため、自宅の庭に設置する計画です。
ビニールハウスというと、よく見かけるのが以下のようなカマボコ型のものが多いかと思います。
でも自分で自由に作れるなら、もっとオシャレに作りたいという欲が湧いてきました。そこで職場のDIYの先輩に相談しながらインターネットを探していると、自分の理想のビニールハウスの形が見つかりました!それが「スタードーム」です。
スター★ドームとは、竹などの身近な素材を使って作る半球形のドームです。開発には竹川大介(北九州市立大学文学部助教授)を中心に木下靖子・今田文など九州フィールドワーク研究会(野研)のメンバーが4年がかりであたりました。スター★ドームは、誰でもたやすく組み立てられるよう独自の工夫が重ねられています。
ちょうど庭の南面に芝生があります。芝生と言っても、そこまで広くはないのでドームの高さを出すために、使っていない駐車場のスペースも利用して直径3.8m×高さ1.9mのドーム制作を計画しました。
計画したビニールハウスは、何とかジャボチカバが収まる大きさを確保でき、一応大人も入れる大きさです。結構な大きさなので、通行人や車で通りかかった人が「なんじゃこりゃ?」と立ち止まり、ご近所でちょっと評判になりそうな感じに仕上げられたらと思います(笑)
ビニールハウスをDIYする上で、いくつか懸念点もあります。
一つ目は、自宅の裏に川が流れているため、庭を吹き抜ける風が強いことです。よく強風でビニールハウスが飛ばされる被害があります。ドーム型のメリットとして、風の抵抗を受けにくい作りというのが強みですが、強風にも耐えられるよう、固定を念入りに行う必要があります。
二つ目は、上の写真でも分かるかと思いますが、庭に傾斜がある点です。きっちり半球で設計すると、ドームが傾いてしまいます。DIYの先輩より、水平なドームを立てるには、設計図を描く際に骨組みの竹の長さを調整する必要があると教えてもらいました。
最後にスタードーム型ビニールハウスの制作予定をまとめます。
1. 敷地の測量(ビニールハウスのサイズ決定)
2. 設計図の作成
3. スタードーム模型の制作
4. 材料の準備(竹、ビニール、固定具等)
5. ビニールハウス組み立て
スタードームの公式サイトによると、制作にかかる作業時間は「竹を割るところから始めても3時間あれば十分」とのこと。自分はDIYが初めてということと、超が付くほどの不器用なので、自分のペースでじっくり制作していこうと思います。
"レッツ、エンジョイDIY!"