意外といける?電子レンジなし生活!

つい先日、我が家のオーブンレンジが壊れました。

と言っても、壊れたのはレンジ機能だけで、オーブンもトースターもグリルも普通に使えます。家電は10年くらいは使えるものと思って購入していましたが、以前使っていたオーブンレンジは5年経たず壊れ、今回は2年の寿命でした。

今回も家電量販店の長期保証に加入していたので、修理に出そうと思いましたが、我が家の使っている機種を調べてみると、修理した当日にまた壊れたという声がありました。

ちなみに加入している保証内容は、2年までは修理費の80%、2年以降は修理費の40%となっています。インターネットで修理費の相場を調べると、大体2~3万円とのこと・・・。我が家は2年1ヶ月で故障したため、およそ1万5千円ほどの負担になります。

もう少しお金を出して新品を買うべきか、せっかく有償の保証に加入しているのでそれを使うべきか(でも、またすぐに壊れるかもしれないし・・・)、難しい問題でした。

そんな時、ちょうど身内が1ヶ月後に引っ越しが決まり、電子レンジがいらなくなるので、もらえることに!

そんなわけで、1ヶ月間の電子レンジなし生活が始まりました。

電子レンジなし生活で感じたこと

電子レンジなし生活でまず始めに感じたのが、電子レンジは時短アイテムだということ。食べ物を温めるときに、鍋や炊飯器では当然温めるのに時間がかかります。
電子レンジを買うということは、時間を買っているということなのだと実感しました。

こちらは妻が言っていたことですが、電子レンジ生活をやめてすぐに感じたことは、スローライフになったということです。食べ物をどうやって温めようか、また温かいままでおけるか色々と考えるようになったようです。

ひと昔前は電子レンジのない生活が当たり前でした。現在では電子レンジが普及して、当たり前のように生活の中で使用されています。世の中が便利になりすぎた弊害として、人間は徐々に自分で考えなくなくてよくなってしまっているように感じます。

1ヶ月近く、電子レンジなしの生活をしてみると、そんなに不便ではないと感じるようになってきました。ほとんど鍋で代用できますし、鍋は余熱がききます。なんとなく電子レンジは温まるのも早いですが、冷めるのも早い気がします。また1回で食べきれる量を作るように、食材にムダが無くなったようです。

電気なし生活についても考えてみる

そういえば以前、9月に台風24号で1日停電を体験しました。その時も電気がなければないで、特に気になりませんでした。

「ある」ことで豊かにもなりますが、逆に色々なことに囚われすぎて、逆に「ない」ということが、ある意味快適になることがあるのかもしれません。

月に一度くらいは電気なし体験をしたり、もっと電気のない暮らしを身近にして、災害時にも対応できるようにするのも面白いかもしれません。子供たちにとっても、電気がないことでどうしたらいいか考える良い機会になり、子供たちの生きる力を伸ばせそうな気がします。