【今週の一冊】こりずに毎日やらかしてます。発達障害漫画家の日常_ 沖田 ×華

発達障害を知る

私は音や匂いに鈍感なほうです。

そのため、聴覚過敏の方がくしゃみの音が苦手だという意味が、今までよく分かりませんでした。

聴覚過敏の著者が、彼氏のくしゃみで隣の部屋に逃げ込むほどの苦痛を感じることに驚きました。

くしゃみの音が脳天に響くというのがどういう状態かは分かりませんが、そのぐらい音に対して恐怖を感じひとがいるのだということが分かりました。

沖田さんの本は、自分では分からない感覚について具体的に描かれており、『そうだったんだ』と理解できることが多いです。

自分と違う感覚の人がいて、同じ見え方や感じ方をしていないということが良く分かります。

自分目線だけで見ていてはいけないのだと感じました。