ある「ワンオペ」の日

我が家では、週末は子どもたち(五歳&三歳)の習い事に通う日になっています。

毎回妻と担当を変えながら、一人で大丈夫なところは一人で面倒を見て、大人が二人必要な時は二人で対応という感じで回しているのですが、たまに仕事の関係で終日一人で子どもたちの相手をすることがあります。

先週末がまさにこの日で、妻が仕事のため私一人で面倒を見る「ワンオペデー」となりました。


久しぶりに訪れたワンオペデー。

この日は午前中に習い事一つ、午後に習い事一つという予定で、いつものとおりその間の時間を使って、昼食&買い出しを行うスケジュールです。

習い事に預けている間、見学はするものの自分の手からは離れるのでほっと一息つけるのですが、それ以外の時間帯は一切気を抜けません。

最大の山場はお昼ご飯。習い事の間に家に帰って食べることもありますが、もう一度出直していると買い物に行く時間が短くなってしまうので、昼食は外で食べることが多いのです。それを子どもたちも楽しみにしているようで、一つのイベントとなっています。

基本装備

ワンオペの日は特に装備が重要です。

1.おしり拭き
ものすごく重宝します。食べ物でベタベタになった手や口などを一瞬できれいにしてくれます。またテーブルを拭いたりするにも便利。これを忘れるとちょっとした絶望感に襲われます。

2.ボックスティッシュ(の袋版)
ポケットティッシュのでかい版、もしくはボックスティッシュのソフト版。ポケットティッシュでは足りません。こいつもリュックの最も出しやすい場所に設置です。ティッシュが入っているポケットのチャックはほぼ開けっ放し。いつでもどこでも(誰でも)取り出し可能。たまに知らない人にもさっと取り出してあげたりします。

鼻水を拭くのとおしり拭きより乾いた紙を使いたい場合(水をこぼした椅子を拭くなど)に使います。


3.エプロン(前掛け)
一生懸命ご飯を食べてくれるのはいいのですが、毎回何かしら食べ物を服に付けます。これもいつもリュックに常備です。
(器用にも背中とか頭頂部にご飯粒を付けたりしますがそこはもう諦めます)

4.絆創膏
なにもないところで転ぶなんてことはしょっちゅう。怪我をしたところに好きなキャラクターの絆創膏を貼れば、その瞬間に怪我が治るらしいです。

5.お菓子&紙パックジュース(ストロータイプ限定)
困ったときのリーサルウェポンです。これを出すとどんなピンチも収束します。黄門さまの印籠がイメージとしては近いかも。
(間違っても缶ジュースを与えてはいけない。飲み口を反対側に向けてしまい、おでこからジュースを浴びるなんてことが頻繁に起こりますから。)

あとは大き目のごみ袋や着替えの服、タオルなんかも忘れないようにしています。

フードコートでは緊張の連続

この日は友人が働いているショッピングモールで買い物をし、フードコートで丸亀製麺という我が家の得意の形だったのですが、ワンオペならではの注意事項があります。(うちだけ?)

1.注文をする前に必ず子供達に「トイレに行きたいか」をしつこく聞く。
例えば注文後に一人だけトイレに行きたいとなった場合、子供一人だけを席に置いていくわけにはいかないので全員でトイレに行くことになります。食べ始めてからトイレに行くと、従業員の方に食べかけの食事を間違えて片付けられてしまったりする危険性があります。

2.注文カウンター近くの席を確保する。
最近は子供たちを席に座らせて自分一人で注文を取りに行く作戦を取っていますが、ちょっと目を離すとすぐにけんかを始めるので並んでいる間も見守り続けます。(けんかの発端は、だいたいテーブルに置いてあるPOPの奪い合い)

3.セルフサービスの水は極力持ち手のあるコップを利用する。
持ち手のないコップだと、高確率でこぼします。


なお、この日はうどんを2本くらい食べたところで娘が「トイレ」と言い出しました。

それでも楽しいんですけどね

そんなわけでこの日も自分が何を食べたかも覚えていないような食事の時間を過ごしたわけなのですが、このばたばたを結構楽しんでいたりもします。

子供達が成長していく中で、こういった日々を過ごすのもごく限られた時期なので、逆に貴重な時間だと思って楽しまないともったいない気もします。

今日と同じ日はもう決してありませんので、毎日を大切にしないとですよね!!


※我が家よりも多い子供たち(5人!?)の面倒を一人で悠然と見ているパパさんがフードコートにいました。まだまだ自分には修行が足りません。