10月14日に開催された「東北・みやぎ復興マラソン」に参加させていただきました。「復興の”いま”」を体感する公認フルマラソンとして昨年初開催、今回で2回目となります。
フルマラソン自体は、友達が毎年走っているのを聞いていて自分もいつかぐらいの気持ちでしたが、仲間から誘ってもらって、震災から7年、遠のいていた足を向ける良い機会にもなると思い参加することにしました。
コースは、全域が東日本大震災の浸水エリア(亘理町荒浜〜岩沼市〜名取市閖上)。復興工事の進捗状況に合せて設定されています。今年は10キロ付近からの亘理町荒浜地区では、復興道路の完成で地元の景勝地・鳥の海までコースが伸ばされました。名取市閖上地区でも復興道路の整備で真新しいコースを走ります。
マラソンコースとしても、高低差が少なく初マラソン向けです。
そして、すごいのがエイドステーション!震災により転居を余儀なくされた住民の方々が「かつての住まい」で選手を出迎える「BACK TO:THE:HOME: TOWN」をはじめ、福島県、岩手県、熊本県も集まって、被災地の”いま”を伝えるスペシャルエイドステーションが用意されました。イメージしていたマラソンの給水所レベルを大きく超えています!!
#が、今回はあまり食べすぎると嫌な予感がしたので果物を摘まむ程度にさせていただきました。ごめんなさいm(__)m 記録を狙う人にとってはある意味障害物ですw
ちなみに、初フルマラソンでしたが、ただ完走では個人的に納得がいかないので、サブ4.5を目標としました。(当初の目標はサブ4でしたが、さすがに練習の感触で断念)
当日の天候も曇りで涼しく、前々日強くて気になっていた海風も全く問題なく絶好のマラソン日和となりました。
レース中、コース沿道からたくさんの応援をいただき本当に力となりました。特に子供達とのハイタッチがやばかったです。自然と寒気がしてきて、アドレナリンマックスです!!思わずスピードがでます。
当初の作戦は、
「前半はペースを抑えめ ( 6分/km ) で体力と筋力を温存しつつも30キロまでにサブ4.5ペースに対して15分以上貯金を作る」
でしたが、想像をはるかに超える応援に「ありがとうございます」という言葉ととも思わずスピードが出て大幅にオーバーペース。が、楽しすぎたのでもうどうにでもなれ状態です。
練習で30キロを2回走ってどちらも、ここからあと12キロどうやって走るんだ!?という不安もありましたが、一番しんどかった33キロ付近の折り返し地点でもたくさん応援に不思議と体に力が戻りました。
#GoProを持って走らなかったことに若干の後悔です。。。
そして結果、、、
無事完走&目標のサブ4.5を達成!!
今回、マラソン以外でも語り部の方のお話を聞き、仙台市荒浜小学校、閖上の記憶、千年希望の丘などを訪れ、震災のほんの一部に少しですが触れることができたのかなと思います。そして、復興ランナーの一人と僅かですが復興に携わることができ、被災地の方々の力を感じることができたことを嬉しく思います。
本当にありがとうございました!!
来年はサブ4だーー!!!
東北最高!!宮城最高!!牡蠣最高!!!