きのこ探索会に参加してきました!

我が家の息子は植物やきのこが大好きです。そんな彼のために入会した「静岡きの子の会」できのこ探索会が行われたため、一家総出で行ってきました。

勉強熱心な息子

息子がきのこに興味をもったキッカケは食育の一貫で始めた原木しいたけでした。ニョキニョキと生えてくる、きのこの不思議さと可愛らしさに惹かれたようです。実家の庭にも多様なきのこが生えていたことも更に興味を広げた一因です。

「絵本読んで!!」と毎日のように、きのこ図鑑を持ってくる息子です。勉強熱心な息子に親ばかながら将来が楽しみで仕方ありません。

息子(幼稚園児)の愛読書

自然豊かな浜北森林公園(静岡県立森林公園)

探索会が行われた浜北森林公園は、ふだんは植物の採取が禁止されていますが、この日はきのこの会で特別に許可をもらっていて、最低限のきのこの採取が許可されていました。

浜北森林公園は215ヘクタールもの面積があり、自然豊かな森で天然のアカマツ林が見られます。アスレチックもあり小鳥や昆虫なども数多く生息しており、散策するだけでもとても楽しい場所です。

昨年は、空梅雨だったため(きのこの発生に雨は不可欠です)、同じ時期に行われたきのこ探索会ではほとんどきのこが見られず、その多様性を観察することができませんでした。今年は梅雨に雨が降ったため、たくさんのきのこを見ることができました。

歩くのが得意な息子は(5kmくらい簡単に歩いてしまいます)、広い公園内をさくさく歩いて行ってしまうので、大人は着いていくのが大変で良い運動になります。

観察用の虫眼鏡を持って探索会に参加しました。

これが和のポルチーニ!!

息子が大好きなきのこ、「アカヤマドリ」と「ヤマドリタケモドキ」。これらは高級きのこでおなじみポルチーニの親戚です。もちろん息子も高級と知っていて、だからこそ大好きなようです(笑)。

3歳の頃からアカヤマドリとヤマドリタケモドキを自分で採りたくて色々な場所に散策に行きましたが叶わず・・・。今年、ついに3年越しの夢を叶えました!

アカヤマドリ(右手)とヤマドリタケモドキ(左手)

きのこを採ったあとは同定会(種類を調べる)です。次々ときのこの名前を言い当てる息子に、きのこの会のメンバーは大喜びでした。年配の方にも可愛がってもらえ、色々教えてもらえるのは本当に役得です。息子自身の社会勉強にもなります。

探索会で見つかった多様なきのこたち

探索会を終えて思ったこと

分からないことを聴く。
教えてもらう。

これは簡単なようで意外と難しいことです。今回、きのこの会のメンバーに「否定しないで、何でもやらせてあげてね。」と言われました。否定しないで何でもやらせてあげると、どんどん伸びていき、色々なことに興味を持って取り組むようになるそうです。

きのこを通じて、きのこのことだけでなく、植物やその他の生き物、子育てのことも教えていただけて、自分にとってもきのこの会は学びの深い場所になっています。

これからも息子の成長を見守りながら、きのこ探索会に参加していきたいと思います。