思いついたら吉日、時間が空いたら、思いの向くまま気の向くまま、無計画な行き当たりばったり。ゆるゆると楽しむのが醍醐味、それが行きあ旅ばっ旅。
今回の秋旅は、「岩手県盛岡市」お目当てのべアレンビールの工場見学を終えて、次はどこへ行こうかな。
それにしても紅葉がキレイだわ~~~
石川啄木の母校、旧渋民尋常小学校へ
観光案内所でもらった盛岡市周辺の地図に石川啄木記念館を発見。紅葉もまだあるかもしれないし、行ってみるか。
明治初期の建物が、なんだか懐かしい。魂がそう感じているのかな。啄木の時代に自分もいたのかもしれないと思いふけってしまう。
啄木が家族と過ごした、旧斎藤家
かにかくに渋民村は恋しかり
おもひでの山
おもいでの川
引用元:啄木
石川啄木記念館、啄木が夢描いたマイホームをイメージした建築
啄木の名前の由来は「啄木鳥(きつつき)」当時彼は、すでに環境問題に警鐘を鳴らしていた。啄木という名は世の中を変えたいという彼の願いだと思う。
渋民渋民9
盛岡城跡公園の紅葉
啄木の世界にどっぷりつかった後は、紅葉を見に岩手公園へ
広大な敷地には美しい紅葉。城跡ながら石垣とイチョウやモミジが渋いしキレイ。
公園敷地のところどころに文学碑、石川啄木はもちろん、新渡戸稲造、宮沢賢治詩碑もあり、日本の文人たちを感じられる公園だ。
「不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」
引用元:石川 啄木
不来方とは盛岡城のことで、啄木はときおり学校を抜け出して、歌の世界を想っていたよう。