今月30日から6日間、台中で行われる第11回U-18アジア選手権に出場する高校日本代表選手が21日発表されました。
選出されたのは投手が8人、捕手が2人、内野手6人、外野手2人の計18人です。
投手の中はこの夏の甲子園で『BIG3』と呼ばれた横浜高校の藤平尚真くん、履正社の寺島成輝くん、花咲徳栄の高橋昂也くんが揃って選出。甲子園優勝投手の作新学院の今井達也くんも日本代表に選ばれました。
そして千葉県大会前から注目されていた東海大望洋の島孝明くん(千葉)。夏は千葉県大会の準々決勝で木更津総合に敗れましたが、153キロ右腕は日本代表に選ばれました。
選出された投手8人の中では唯一、春夏甲子園に出場していません。
外野手で選ばれたのはわずか2人
7月23日、静岡大会の4回戦。静岡高校は浜松商に3-4で敗れ、3年連続甲子園出場の夢は潰えました。
この時点で静岡高校のキャプテン鈴木将平くんの夏は終わったかに見えました。しかしその1ヶ月後、高校日本代表の1人として選出されたのです。外野手はわずか2人しか選ばれていません。
将平くんの実力からすれば選ばれても不思議はないのですが、甲子園に出場していないと選ばれる確率はグッとさがります。やはり選出する側としても、まず最初に目がいくのは、この夏の甲子園で活躍した選手でしょう。
1年夏、2年春夏に甲子園に出場したとはいえ、快挙といっていいでしょう。
その年の甲子園に出場していない選手が日本代表選手として選出されるのは実はとても珍しいことです。投手ならたまにありますが、それが選出人数が極端に少ない外野手ならなおさらのことです。
じつはその年に甲子園出場がない外野手の日本代表選出は1996年の末定英紀選手(高陽東高2年)以来、20年ぶりのことなのです。
U-18としての試合始まる!
25日、早稲田大学と練習試合、将平くんは3番センターで出場しました。
この試合、早稲田大学との練習試合では並みいる打者を抑えて3番に座り2安打!さすがですね。
早大 110 100 001 | 4
高校 300 100 01X | 5
本塁打: 九鬼3ラン(秀岳館)
翌26日の立教大学戦でも3番センターで出場。この日は2打席でヒットは出ませんでしたが、タイブレーク練習では昨日に続いてしっかりヒットを打ちました。
高校 000 020 000 | 2
立大 203 000 01X | 6
本塁打: 田中健2ラン(立)
サムライジャパンは30日から台中でアジア選手権
1度は終わりかけた将平くんの夏...
選出されたときには『見ている人は見ていてくれているんだと思いました。本当にうれしいです』と言っていました。技術はもちろんのこと、野球に取り組む姿勢は誰もが認めるところ。
30日からは侍ジャパンの1人としてアジア選手権に出場します。
将平くんの夏はまだまだ終わりません。
■高校野球
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白球追いかける高校球児たち。
一生のうちで一番野球に燃える3年間かもしれません。